プレミアムベース大阪、小村です。
先日、夏ぶりに「ベーシスト」してきました。やっぱデカい音鳴らすと気持ちいいね~。
来年もガンガン弾いていきたい所存。
メンバーや「コムベース2」と一緒に色んな景色を見ていきたいですねぇ。
さて、今日は珍しくこんなものを。
リッケン。
何でまた?っていうところなんですが、共演相手が使ってまして。
バーカンで接することは多々ありましたが、お互い「ベーシスト」としての共演は今回が初だったのでね。
ダウンチューニングのリッケンでピック弾きはもちろん、指もやるわスラップもやるわ…出で立ちも音も技術も喰らいまくりました。超カッコよかったわぁ。
っていう出来事があったので、リッケンとヘヴィミュージックっていうのが今回のテーマ。
まず結論を言うと…めっちゃ相性いいです。
著名な例で言うと…アーク・エネミーのシャーリー・ダンジェロ。(アーチ・エネミーって呼び方、未だに慣れへん)
今ではアイスマンベースを基とした自身のシグネイチャーモデルを手にする姿がお馴染みかと思いますが、キャリア初期は黒い4003?を使用していました。
モダンな例ももちろんありますし、クリフ・バートンやレミー・キルミスター等…ハード目な音楽でリッケンを手にする方は意外と例がいっぱいあります。
メイプルが主な木材構成である事が由来するパリッとハリのあるサウンド、スルーネック構造が由来する重厚なロー感もそうなんですけど…
リッケンって「他の楽器の帯域と音被らん」っていうのがダウンチューニングだと効いてくるんだろうなぁと思うんです。
佇まいも音も独特だけど、決して使い辛さが無いっていうのはこの上ない武器だと思います。
各種定番プリアンプと一緒に繋ぐとこんな感じ~。
ちなみに現行モデルはオクターブチューニングも出来るしリアPUのカバーも最初っからない。
しかもこういう形なのでコイルが露出しないのは使うにあたって安心だね。
後はトラスロッドも1本だから面倒も見やすいっていうのが嬉しい。
苦労するところは…弦くらいちゃう?(特殊ゲージだからね~…。)
やっぱりアイコンのイメージが強いが故、クセ強な印象を持ってる方は意外といると思います。
まぁ確かに拭えない「クセ」はあるけれど(笑)、それに匹敵する「武器」もあるんで、改めて注目してみてほしい。