MARTIN
CTM M-40 Style Sitka Spruce-VTS / East Indian Rosewood(PRM) 【Martin Factory 現地選定カスタムモデル】 マーチン マーティン

～Martin Factory Tour 2022 イケベスタッフ選定のカスタムモデル～

USAナザレスファクトリーにて、イケベスタッフが直接選定してきたカスタムショップモデルが続々と入荷してきました。
どのモデルもカスタムショップならではの極上の材料、素晴らしい技術とアイデアを持って製作されております。

本器「CTM M-40 12F」は、現行のJ-40を元にモディファイしたモデル。
0000クアドロオーとも呼ばれるボディサイズは、16インチというドレッドノートと同じボディ幅と、000サイズと同じ胴厚を持ちます。
97年にアーチトップをモチーフにデザイン・設計されて以降、度々のカタログ落ちや再生産、マイナーチェンジを繰り返しているニッチなモデルではありますが、迫力がありつつも暴れすぎず、ストロークからフィンガースタイルまでバランスの良く使える優秀なサウンドという事で、コアなマーチンファンから評価の高いモデルでもあります。
本器はその珍しい0000サイズの中でも特に珍しい12Fジョイント仕様のカスタムモデルとなります。
VTSシトカスプルーストップ、プレミアムグレードのフレイムドマホガニーサイドバック、ジュニインマホガニーネック、ブラックエボニー指板＆ブリッジという材料構成。
どの箇所をとっても、大変素晴らしい材が使用されておりますが、特にサイドバックの目の詰まった柾目のローズウッドが美しく魅力的です。
モデルの番手は40という事で、40番台らしく縦ロゴスタイル、スノーフレークス指板インレイを採用。
ロゼッタには45スタイルのアバロンを採用しておりますが、ボディトリムにはアバロンを使用せず、41よりも控えめで程好く落ち着いたデザインに仕上がっております。
マーチンらしい煌びやかな高域と倍音成分、暴れすぎずともしっかりとした存在感を持つローエンド、ふっくら・もちもちとした濃密なミッドレンジと、全ての帯域でバランス良くまとまっており、素晴らしいサウンドを奏でます。
今回の選定にてスペックやルックスに囚われる事無く、正真正銘良い音がする楽器を選んできたモデルとなりますので、自信を持ってオススメ出来ます。
他のカスタムではなかなか見る事の出来ない珍しいスペックでもありますので、少しでも気になった方は是非このお機会にお試しください！！