米国カリフォルニアのハイエンドなエフェクター・ブランドのジェイ・ロケット・オーディオ・デザインズより、上質なアナログ・エコーにトゥルー・ステレオ出力、モジュレーションとタップ・テンポを加えた「クロックワーク・エコー」が登場しました。
人気のアナログ・エコーであるエレクトロ・ハーモニック社のデラックス・メモリーマンの設計を手掛けたハワード・デイビス氏と共同設計した多彩で本格的なアナログ・エコー・ペダル製品です。サウンドに関わるディレイ(エコー)部分は高品位なBBDチップを使用したアナログ回路となっており、タップ・テンポのみデジタル制御しています。
またレベル・コントロールの設定を上げた場合、エフェクトのオン/オフに関わらずレベル設定時のブーストが掛かるオールウェイズ・オンブーストも特徴です。高品位なエコーにモジュレーションを加え、さらにステレオ出力にすることで、幅の広いサウンドを実現しています。
コントロールは、原音とエフェクト音との「ミックス」、ヴォリューム(ゲイン)調整の「レベル」といった左右に2つの大きなノブで配置され、直感的な操作が可能です。その間の上段にディレイ(エコー)エフェクトの「タイム」と「リピート」、下段にモジュレーションの「スピード」と「デプス」を配置しています。3つ並んだフットスイッチは、左からエフェクトのオン/オフ、モジュレーションのオン/オフ、タップ・テンポとなっています。
タイムのエクスプレッション端子は右側面にあり、その他の入出力端子は背面に集約されています。トゥルー・ステレオ・アウトプットとなっており、アウトプット端子が2つ(L・Rチャンネル)装備されています。さらにエクスプレッション・ペダル端子を2つ備え、エクスプレッション・ペダル(別売)を接続することで「タイム」と「リピート」をそれぞれ制御可能にします。
電源は9Vのパワー・サプライ(別売)のみとなっています。アナログを連想させるメカニカルな歯車をテーマとし、モダンな時計仕掛け(クロックワーク)をイメージしたアートワークがトップにプリントされています。
■コントロール: Mix, Time, Speed, Repeats, Depth,Level
■スイッチ: エフェクトOn/Off、モジュレーション、タップ・テンポ
■入出力端子: Input, Output(R), Output(L), EXP(Repeats) Input, EXP(Time) Input,DC In
※DC In適応プラグ・サイズ: 内径2.1mm / 外径5.5mm
■電源: 9VDC (別売パワー・サプライ)
■消費電流: 168mA
■サイズ(最大外形寸法): 122(L)×132(W)×56(H)mm
■重量: 約888g
※別売パワー・サプライの極性は必ずセンター・マイナスを使用して下さい。