■J. Rockett Audio Designs
ARCHER、The Dude V2を擁するエフェクターブランド「J. Rockett Audio Designs」。
輸入代理店が変わりまして、この円安で値上げ値上げの世の中でなんとこの2024年に「値下げ」を行ったブランドです。
ARCHER:KLON系として広く知れ渡ったフラッグシップモデル
ARCHER Ikon:ARCHERに対して若干トップエンドをマイルドにした印象
Archer Clean:ゲインが時計の12時までのKLONと言った印象。内部昇圧によるパワフルかつ輪郭のあるブーストが得られます。
The Jeff Archer:ARCHERと何が違うのかはこの後で綴ります。
The Dude V2:所謂「ダンブルライク」と言うカテゴリ。艶感のある大人のトーン。そう、東京カレンダー。東カレライク。と言うのは置いておいて、Two-Rockアンプを使用しているギタリストの音に近付けたい方にもおすすめです。現在の日本のギタリストで著名どころと言えば、B'z松本さん、イエモンEMMAさんですね。brainchild'sのリフなんかを弾くと思いの外しっくりきます。
さてArcher/Jeffのコーナーです。
サブ画像1ではほぼ音は変わらない印象。サブ画像2ではArcherがボトム感があり、Jeffはボトムが少しスッキリ。サブ画像3だとArcherは全域にガツンと良く歪み、Jeffは少しタイトになって骨太感が増しますね。
恐らく、エフェクターをそこそこ繋ぐ場合はJeffの方がヌケ感が良いと思います。で、そこにBOSS DD-3Tを加えたサブ画像4。ここまで歪ませているとJeffの方がはっきりとイントネーション良く聴こえます。
ただし、Archerが劣る事は無く、Jeffは彼の仕事に合わせてチューニングを少し調整されたモノとお考えください。ここに優越はありません。
それでは「値段の下がったJ. Rockett Audio Designs」シリーズ、改めましてお見知りおきを。