オーダーから約4年の歳月を経て遂に完成した、最高級Series II のSSB!
ココボロの美しさをここまで重厚に、そして魅力的に引き出せるメーカーは、おそらくAlembic をおいて他にないでしょう。
スタンリー・クラーク氏の「Dragon's Breath」のスペックを踏襲した、最上級「Series II」のSSBとなります。
ヴァーミリオン(パドゥーク)のセミホロウ構造と重厚なココボロで構成されたボディウィングは、マホガニー・コアのそれと比較して更に密度が高く、音に弾力があり、他のSSBと同様、これがショートスケールとは到底思えないほどの太く濃密なサウンドを提供します。
Signature サーキットを搭載した同ボディ仕様も時々ご紹介していますが、本器は、そのドシっとした塊感はそのままに、更に軽やかに鳴る印象で、両ピックアップのミックス時は勿論のこと、フロント単体で鳴らした際の、良質のヴィンテージ楽器にも通じる味わい深さと、スーパークリアな中に豊かな倍音を含む、Alembic の中でもトップモデルだけが持つ極上のベースサウンドは、そのオーナーだけが得ることのできる特権です。
ボディエンドまで真っ直ぐに延びたメイプル・スルーネックは、クラーク氏ご本人のモデルと同様、禁断のエボニー・ストライプ3本を贅沢に使用した、1.5インチ幅のナローネック仕様。
鏡面のように滑らかな表面と一体化した「インレイド・ロゴ」は、見るほどに引き込まれるような美しさと深みがあり、オプションとしての価値を超えた、静かな存在感を放ちます。
当「Series」サーキット搭載機は、専用電源ユニットDS-5 を使用することで、通常は電池による+18V駆動のところ、+-15V~20Vという二倍近い電圧(ラック式のプリアンプと同等)で駆動させており、他のアクティヴベースとは比にならないヘッドルームとダイナミックレンジの広さを誇ります。
また、Series II は、フィルターのQが3ウェイSWで選択可能な「I」に比べて、ノブによる無段階コントロールが可能というだけでなく、Series I でアップチャージになっているオプションの多くが元々の基本価格にインクルードされるなど、モデルの位置付けとして最上位にあることが分かります。
楽器としての水準の高さ、存在感、サウンドの個性、バランスといった、すべての要素において絶対的な信頼性の高さを感じさせる、世界最高峰のショート・スケール・ベースです。
※デリケートな高額商品ゆえ、ご購入の為のご試奏以外はお断りさせていただきます。
<付属品> オリジナル・ハードケース、DS-5 パワーサプライ、専用5PINケーブル、Schallerストラップロック他
<スペック>
■Model: Series II Bass (SBII-4)
■Body: Coco Bolo Top & Back / Vermillion Core with Maple Vennier
■Neck: Maple & 3 Ebony Laminates (Nut: 38 mm / 24th: 54 mm)
■Fingerboard: Ebony w/ Avalone Oval Inlays / Side LEDs Red
■Scale: 30.75 Inch (Short Scale)
■Frets: 24
■Electronics: Alembic Series II Electronics
■Pickups: Alembic SC-1
■Hardware: Gold Plated Hardware & Continuously Wood Plates
■Option: Beveled Peghead Front & Back,Inlaid Logo
■Finish: Polyester Gloss Finish with Satin Neck Feel
■Controls & Outputs: 2 Volume,Master Volume,2 Filter,2 CVQ (Continuously Variable Q Control),Rotary Pickup Selector,LED On/Off Switch,1/4 Mono Output,5 Pin Outpt
■Weight: ≒4.88 kg