弦楽器製作家 志茂崇弘が1982年から現在までに制作した作品から173点を選び抜き撮り下ろした楽器写真集!
本誌に掲載されているのはビスポークのアコースティックギター、エレキギター、ウクレレ、そしてマンドリンなどの楽器たちだ。それぞれのオーダー主は、そのほとんどが音楽家、あるいは愛好家であり、制作前に志茂と深く対話し楽器と向き合ってから取り掛かるのだ。
子供の頃から人を楽しませることが好きだった志茂の楽器製作は、自由であり、楽しくつくることを旨としている。
作品はユニークでアーティスティックであり、音質の追求にも手を抜くことがない。だからこそ、演奏家たちに愛されているのだ。
また、志茂は制作を依頼した人と、とことん話し合うことで技術やセンスだけでなく、志茂の人間性も含めて理解を得、そこに深い信頼関係が生まれるのだ。
~メーカーサイトより~
日本のウクレレ製作者としては、パイオニア的存在である超人気ルシアー志茂 崇弘(しも たかひろ)氏の作品集がついに発売!美しい楽器たち173点を、持ち主の方からお借りして撮影した美しい写真集です!志茂さんファンだけでなく、すべての楽器ファンに捧げる名著。おススメです!
志茂崇弘
1958年東京生まれ。中央大学経済学部在学時にギター製作の専門学校の存在を知りギター製作家になることを決意する。1981年大学を卒業後Roberto-Venn School of Luthiery(アメリカ合衆国アリゾナ州)入学。同年卒業。帰国後、モーリス楽器製造株式会社に入社。アーティストモデルや高級注文品の制作、新製品の開発に携わる。1982年東京八王子市に「Shimoguitars シモギターズ」を設立。ハンドメイドのアコースティックギターやエレキギターの制作と販売を始める。材料の選定から制作・販売までを一人で成すLuthier(ルシアー)の先駆者であり、伝統的なスタイルのものはもちろん誰も見たことがない楽器を世に送り出している。1992年よりギター制作と並行してウクレレの制作も開始する。ウクレレは「シモレレ」の愛称で親しまれ大変人気があり、オーダーから完成まで数年待ちとなっている。