グレードアップを果たした24フレットモデル、Betaの5弦仕様。
様々な音楽性のプロベーシストから厚い信頼を寄せられるATELIER Zギターワークス。明確なサウンド志向、プレイヤーのニーズに応えたスペックバリエーション等、豊富なモデル群がラインナップされる当ブランドベースの中でも本機は、24フレット仕様を採用し、1弦側カッタウェイを深く施すことでハイポジションの良好なプレイアビリティを備える「Beta」モデルです。アッシュボディ、セル巻きの貼りメイプルネック、そしてオリジナルのブリッジを搭載。同ブランドの看板モデル「M(マグニチュード)」のサウンド志向を継承するタイトで力強い低音はそのままに、シャープなボディシェイプの特色もあり、歯切れの良くまとまりのあるニュアンスも持ち味として加味したモデルです。
低い弦高セッティングでもしっかりとコシのある生鳴りが得られるのは、ATELIER Zならではの嬉しいポイントでしょう。スラップでの音立ちの良さはもちろんのこと、指弾き、ピック弾きでも輪郭のあるボトムが得られます。厚みのあるピックガードとZチューニングシステムと呼ばれる絶妙なセットアップによる、弦との間隔の狭さや押し弦、ピッキングニュアンスのしなやかな感触はプレイの安定感にも通ずる、まさにプレイヤーの表現を支える道具としての秀逸さが際立っています。当ブランドの代名詞とも呼べる、あのスラップサウンドが本機でも存分にお楽しみ頂けます。また、スラップ時に本体側でブーストさせたサウンドについても、コシ砕けや音像の散り等は見られず、ベースの存在感をグッと持ち上げることが可能です。ブランドイメージの歯切れの良いサウンドは勿論、24フレット仕様ならではの、軽快なプレイヤビリティやテクニカルなフレーズへの対応のし易さも当モデルならではの人気の秘訣。1本のベースで様々なジャンルをプレイしたい方にもお勧めです。
長らくラインナップされていたBetaシリーズですが、2025年3月にリニューアルを敢行され、それに伴いモデルも仕様を刷新。弦間ピッチ19mmが標準となり、ピックアップはスラントポールピース/スプリットコイル構造を採用する同社のオリジナルPU「JZ-5」を搭載し、ノイズレスかつパワーに優れるサウンドを実現。更にアクティブプリアンプも新開発の「AZ-3B」を搭載。3バンドそれぞれがブースト/カット可能で、あらゆるサウンドを網羅します。更にジョイント部のヒールカットや取り外し可能なフィンガーランプを付属し、テクニカル指向プレイヤーに向けた工夫も積極的に取り入れられています。各部グレードアップによって更に戦闘力を高めた2大看板の一角を是非、手にしてみて下さい。
Specifications
Scale : 34
Neck : Maple
Finger board : Maple 24F
Body : Ash2P
Tuningkey : GOTOH GB-528
Bridge : ATELIER Z BB519
Pickups : ATELIER Z JZ-5
Preamp : ATELIER Z AZ-3B(Treble:±18dB/7KHz・Middle:±7dB/400Hz・Bass:±8dB/70Hz・Gain:トリマー付き)
Controls : M’Vol, BAL, M’Tone/sw, MID, Treble/Bass
Color : N
Weight≒4.76kg
セミハードケース付属