[tune-bot studio]
今まで自分自信の耳と感覚で行ってきたドラムチューニング。この「tune-bot」を使う事により、ピッチをHz表記で確認でき、音程も表示する事ができるので、「目で確認できる」という強みと安心感があります。ドラムだけではなく、ティンパニ等の数々の打楽器に使用できる画期的な商品です。
<特徴>
・音階と音程(Hz)でのチューニングが可能。
・フィルターモード機能で打楽器がチューニングしやすいチューナーです。
・メモリー機能により、記録したチューニングの呼び出し、比較が可能です。
・クリップでフープにがっちり固定できます。
<使用方法>
楽器のフープ部分(ダイキャストフープ&プレスフープどちらも設置可能)にセット
<いつでもどこでも、自分の音を再現できます>
・ヘルツでも、音階でも表示可能。
・ティンパニやドラムセット、ラテン打楽器等を音階でチューニングできます。
・ディファレンスモードで、好みの音を保存、再現。
・フィルターモードで余計な倍音を拾いません。
・ドラム10個分の音を保存できます。
・見やすいカラーディスプレイ。
・ハードケース付。
<ボタンの機能>
・POWER(赤丸ボタン) - 電源のON/OFF
・KIT/DRUM/HEAD - KIT→DRUM→HEADの順でチューニングを保存、呼び出し。
・△ - ディファレンスモード↔アブソリュートモードの切り替え。
・FILT - FilterモードのON/OFF
<モードの説明>
・Differenceモード - 基準値と測定値の誤差を表記します。
・Absoluteモード - 現在の測定値を表記します。
・Filterモード - 余計な音をカットします。
<全体の音がオカシイ時は打楽器に注目>
オーケストラやバンドが上手くまとまって聞こえない、何かがオカシイと感じる時、ドラムをある音程まで持っていくと解決する事が多々あります。一度音程を測ってあわせてみましょう。
■初めてドラムをチューニングされる方に■
~ヘッドチューニングを簡単にする為に~
・チューニングしないヘッドをミュートします。片側のヘッドだけチューニングした方がノイズが出ず、チューニングし易くなります。
※ミュートに使えるもの:カーペット、ソファ、枕、丸いドラムイス…etc
~新しいヘッドを張り、チューニングする場合~
(新しいヘッドを張る時は、チューニングをした後、ヘッドが緩みますので、ヘッドの安定を図る事が大切です。)
1. ヘッドを張る前にエッジ部(シェルのヘッドが当たる箇所)をきれいにし、ヘッドとフープを取りつけます。
2. 次に指でボルトを締めていきますが、常に対面しているボルトを順に指で回らなくなるまで締めていきます。
3. ボルトが指で回らなくなったら、チューニングキーを使って少しずつ対角線上にヘッド傾かない様にボルトを締めて行きます。
4. ヘッドのしわが無くなって音が響いてきたらTune-botを使ってチューニングします。
※新しいヘッドはヘッドが安定するまで、何度もチューニングをします。
※ヘッドを早く安定させるには、ヘッドを高めにチューニングし、ヘッドを伸ばす感じで加重するのが一般的です。
~既存のヘッドをチューニングする場合~
(使用しているヘッドをチューニングする時は、望みのピッチ以下にヘッドを緩めます。)
1. ヘッドの端を順に叩いていき、一番高い音付近のボルトを緩め、他のボルトも緩めた後、徐々にボルトを締めながらチューニングを合わします。高音から低音へチューニングしていくより簡単にチューニング出来ます。
※チューニングする時は、対角線上のボルトを徐々に締めます。対角線上のボルトを締めるのは、他のどのボルトを締めるより早くチューニング出来るからです。
2. ドラム全体のピッチを測るためにドラムの中心を叩きます。この時ドラムはミュートするものを外して宙に浮かした状態(スタンドで立てる等)にすると、全体のピッチが測れます。
~さらにチューニングを理解する為に~
チューニング時、表ヘッドと裏ヘッドを同ピッチにすると、良く響きます。表ヘッドと裏ヘッドを違うピッチにするとアタックが強調され、音の伸びが減衰します。どの様な音が好みか、自分で見つけて下さい。
<スペック>
レンジ:30-400Hz、1C-4G#
ハイレンジモード時:30-450Hz、1C-4A
正弦波解析:+/-0.5Hz
応答時間:750mSec
重量:72g(電池含まず)
付属品:専用ケース、単4電池×2本
※注意事項※
・このチューナーで測る数値は、あくまで基準です。
・ドラムは叩く箇所で、音の高さが変わりますので、説明書を確認の上チューニング願います。(フープに近づくほど高音になります。)
・防水ではありません。