Renold O. Schilke
(レノルド・シルキー)

60年に亘りシルキーサウンドは、プロフェッショナルのブラスシーンで一時代を築いてきました。
その卓越した音程やレスポンス、響きの良さは、シルキーの楽器が最高位にあるという評価を確実なものとして人々に認識させてきたのです。
ひとつひとつの楽器を細部に至るまで徹底し作り上げていくシルキーの製造スタイルによって、すべての楽器が「カスタムメイド」と呼ばれるほどの入念さで完成されます。
このように時間をかけてきた伝統によって、シルキー独特の美しさ、構えた時のバランス、そして最も重要な優れたサウンドクオリティが成し遂げられているのです。
Renold O. Schilkeが1956年にシルキー社を立ち上げて以来の製造プロセス、細部に至るクラフトマンシップへのこだわりが今日も確実に全ての楽器に注ぎ込まれることを、シルキーでは一番に考えています。

Soloiste Series

Produced by Osamu Takahashi & Toshio Tanaka
高橋 敦 ＆ 田中 敏雄プロデュース

1956年の創業以来、全く新しいコンセプトに基づいたソロイストシリーズが誕生しました。
最大の特徴は史上初となるスタンダードタイプのマウスパイプが採用され、それに伴いバルブケーシング、各抜差管も新設計されています。ソロイストシリーズは華やかで豊かなシルキーサウンドに新たな吹奏感と抵抗感が化学反応の如く融合したまさに新しい結晶と言えるでしょう。
このSC4-OTモデルは東京都交響楽団首席奏者・高橋敦氏、読売日本交響楽団・田中敏雄氏が、シルキー社の製作スタッフと共にテストを重ねて完成した、日本から世界へ発信するオリジナルモデルです。


監修プレイヤーコメント

高橋 敦　Osamu Takahashi 東京都交響楽団
頭でイメージした音楽が何らストレスなく奏でられる…それは正に楽器選びの理想です。
このSoloisteは世界中のトランペット奏者を魅了することでしょう。
そしてこの歴史的「シルキー革命」を是非多くの方々に体験してもらいたいと願っています。


田中 敏雄　Toshio Tanaka 読売日本交響楽団
Soloisteはシルキー本来のピュアなサウンドを持ち、更にふくよかな幅広い響きで演奏ができました。オーケストラはもちろん、ソロ、室内楽でも幅広いジャンルで、奏者の思うような音色で演奏ができると思います。