MB エムビー: Marcus Bonna
MB(Marcus Bonna)の設立者マーカス・ボナ氏は1982年から2002年まで、サンパウロ交響楽団でホルン奏者として活躍しました。日々の演奏活動の中で、常に移動の際に悩みの種となるホルンケースの重さに辟易していたボナ氏は、「もっとホルンを手軽に安全に持ち運べないものか・・・」
「私自身が愛するホルンと言う楽器を余計な悩みから解放されてもっと多くの人に楽しんでもらいたい!」という想いから、1991年に初めて自身の、より軽くコンパクトで新しいデザインのオリジナルホルンケースを考案したのです。
ボナ自身意外であったことに、彼のデザインしたケースはオーケストラのメンバーからとても支持され、ボナ・デザインのファイバーグラス製の新しいケースがすぐにオーケストラ内で広まっていきました。
これがMBケースの始まりとなったのです。
1991年にミュンヘンフィルハーモニー交響楽団がサンパウロ公演を行った際も、そのホルン奏者達がボナ氏のケースに大きな関心を示しました。
これを機に、ブラジル国内だけでなく海外からも注文を受けるようになり、世界中のホルン奏者にそれらのケースを広めるために、ボナ氏は自身の名を冠したMB社を設立しました。
今日ではホルンケースだけではなく、トランペット、トロンボーン、クラリネット、オーボエ、ファゴット等、ひとつひとつハンドメイドによって製造された管楽器用ケースは世界中の奏者に愛用されており、月間約480個のケースを25カ国以上に輸出するまでに至ったMB社は、管楽器ケースのトップブランドとしての地位を確立しています。
MBケースの特徴は何と言っても軽量、堅牢、そしてコンパクトであること・・・
すべてのケースが入念な手作業で作られており、仕上がりの美しさ、スタイリッシュなデザインも魅力的です。またカラーバリエーションも豊富に用意されており、組み合わせによりオリジナリティのあるケースのオーダーも可能。
すべての製品には持ち運びに便利なバックパックタイプやショルダータイプのストラップ(モデルによって付属ストラップの種類・数量は異なります)、楽器保護のためのクッション等が付属されており、奏者に与えうるストレスを徹底的に取り除いてくれます。
奏者の心の負担軽減をまず第一に考えたMBケースは重いケースを持っての移動に悩んでいた世界中の管楽器奏者へ朗報と言えるでしょう!
重量 / 3.5kg
サイズ(ハンドル/底鋲等を含む)
縦 / 550(590)
横 / 220(235)
奥行 / 200
*重量、サイズは、おおよその数値です。