中山

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鍵盤堂

これまで様々なステージピアノを打ち出してきたヤマハの最新モデルです。話は昔に遡りますが、CPシリーズと言えば、CP33、CP4 STAGE、CP5など様々なモデルが世に出てきました。いまだに前のモデルを探している方もいらっしゃるほど定番のシリーズと言えるでしょう。
昔のCPに関しては、弾く際にハキハキとした「硬め」のタッチが特徴的でした。シンプルな操作性で魅力だったCP33は「電子ピアノ」と「ステージピアノ」の区分けを敢えて曖昧にしており、ピアノを純粋にシンプルに楽しむというコンセプトにおいて人気を博していました。ただし、今から考えると「ステージピアノ」として使用するとなるとエフェクティブにパフォーマンスしたい人にはつまみが無く、物足りない方も多かったでしょう。今回ご紹介する「CP88」については、今までにない直感的な操作が特徴的です。
過去の機種とどういった違いがあるか、比較しつつ魅力を紹介していきたいと思います。CP5の時には、エディット画面からつまみを回して組み合わせていくスタイルでしたが、CP88については、トグルスイッチが付いており、ON/OFFが瞬時に切り替える事が出来ます。その為、以前よりライブで使用しやすく改善されています。ギタリストからすれば、足元でエフェクターを切り替えるスイッチとして感覚として似ているかもしれません。ボタンではなくレトロな雰囲気のあるトグルスイッチというのも素敵ですね。
何度も押したら折れそうと心配になることもありますが、その辺りは耐久テストで合格点を貰っていますので、心配無用でございます♪
音源については、CFXグランドピアノ音源はもちろんのこと、アップデートごとに追加可能な音色群で溢れています。個人的好きな音色については「C7」と「NASHVILLE C3」、アップライトピアノの「U1」がお気に入りです。U1に関しては、プリセットダイヤルのすぐ近くにある「コンプレッサー」をかけてロックっぽく弾いても素敵ですね。
音作りがとにかく素早く簡単に出来るので、操作に関しては煩わしさがなく快適です。ぜひライブでもレコーディングでも発揮するステージピアノを手に入れてみてはいかがでしょう♪

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