今回もつらつら語ります。
ギブソンから発売したDave Mustaineモデル!
ご本人はアコのイメージが無いかもしれませんが、作品やステージでは結構弾いてたりしてます。たしか「Countdown to Extinction」から「Risk」あたりくらいまではアルヴァレスロゴのヤイリやTACOMAを使ってたはず・・・違ったらすみません。
その後エレキギターのエンドースがDean Guitarsに変わった際に、アコギで自身のモデルが発売してますが、「Symphony of Destruction」のアコバージョンのオフィシャル動画で弾かれており、爪で切り裂いた様なサウンドホールが印象的で、アメリカ国旗がペイントされているモデルもありました。そして、ギブソンとのパートナーシップを結んだ際にエレキだけではなくアコギも発売。In My Darkest Hourのイントロが印象的でしたが、インテレクチュアル・スラッシュ・メタルを掲げるだけあって、ゴリ押しのサウンドだけではなく、アコのアンサンブルを早くも取り入れていたのが流石。
(メタリカのFight Fire with Fireの方が早いだろ!というツッコミは無しで・・・)
肝心のこのモデルですが。印象的なインレイはSJ-200のピックガードの花デザイン様にラトルヘッドが描かれており、ヘッドにもしっかりあります。こんなに攻撃的なデザインなのはOvationのニッキーシックスモデル位かも。あと、指板のトゥースインレイがジャクソンのシャークインレイからの流れを感じられて良いです。
そして、特記すべきなのが24フレット仕様という点!ギブソンアコでは初の仕様ですが、そもそも他のメーカーでも殆ど見たこと無い!「いやいや、24Fまで使うか?」と思いましたが、そういう普遍的な考えを打ち破るデイブがやっぱり最高。もしかしたら、長年24F仕様のエレキを使用していたことで、演奏感覚を同じにしたいのかもしれません・・・
通常のSongwriterはローズウッドがサイドバックに用いられておりますが、このモデルはウォルナットが使用されてます、ウォルナットはローズに比べて中域が前に出て明るいサウンドがしますので、通常のSongwriterに比べてよりバキッ!としたサウンドが気持ちよく響きます。
とまぁ、個人的思い入れが激強のこのモデルです。