こちらは私が世界一好きなバンド、SLAYER(スレイヤー)のギタリスト、ケリー・キングのしグネイチャー弦です。アメリカが世界に誇るスラッシュメタル四天王 (BIG4)の1柱として君臨しています。ちなみに以前紹介させていただいたメタリカもBIG4に入っています。彼らの魅力としては他のバンドが流行りのジャンルに曲調をシフトしていった中、デビュー当時から変わらぬスタイルを突き通してきたことでしょう。(ちょっと変わった時期もあります)爆速で攻撃的でとてもクールなバンドです。スレイヤーより速いバンドは結構いるのですが、アルバム内や曲の中での緩急のつけ方がうまく、速いリフをより速く聴かせたり、重さもしっかり感じさせてきます。
そんなバンドのギタリストと聞くと脳筋をイメージすると思いますが、実はケリー・キング、イメージとは裏腹に力を抜いた繊細なピッキングを信条としているお方です。腕の力を抜き、ストロークを速くすることでヘヴィなサウンドを狙う。当然、力に憧れを抱いて生きてきた私は苦手です。メタルギタリストは勿論、メタルをやらないギタリストも彼のプレイを見てみると参考になる要素があるかもしれませんね。
さて、このケリー・キングのシグネイチャー弦の特長としましては素材を厳選し、激しいプレイにも耐えれる頑丈さを持った弦で、テンションは高め、ゲージは10-46のセットになっており、さらにダウンチューニング用で52の弦がついています。アーミングを多用される方は一度試されてみてはいかがでしょうか?
D'Addario、ERNIE BALLの2強がやはり定番、安定ではあると思うのですがDunlopの弦も品質といい音といい、結構良いですよ。気になった皆様、他にもテンションが低く速弾きがしやすいDENシリーズ、太い芯線を使用することにより高テンションを持ち、ドロップチューニングを使用する方におすすめのHEAVY COREシリーズもありますので是非お試しください!