バリエーション豊かなドラムマシンを輩出するスウェーデンブランド、elektron。
今回はその中でも中山イチ押しの「Analog Rytm mk2 BK(ADS-8)について迫っていきます!
どんな方におすすめ?
◎ハイスペなドラムマシンを探している方向けです
・とにかく太いキックで風呂を沸かしたい
間違えました
フロアを湧かしたい、です
ドラムの肝となるキック。縁の下の力持ちの「太さ」と「迫力」が申し分ないクオリティ!
低音のエグさが凄いです。前モデルですが、ライブで使用した際にスピーカーが揺らぐ程でした笑
その1音に惚れる。これに尽きる!
・マシンライブ(いわゆるDAWやパソコンなどを使用しないライブなど)ユーザー多し
DAWでちまちまビートメイキングするよりも圧倒的に直感的、尚且つグルーヴィー。そして何より機材をいじっている姿をライブで見せることができる。エフェクトのアサインもSCENEやPERFORMANCEで選択出来て、パッドでそれを操作できるので平坦なパターンから抜け出せます。
・パラメーターロックが使える
例えば16小節の中で最後の小節でハイハットだけにディレイをかけるなど細かいことに丁寧に対応してくれるマシンなんです。通常のDAWで行なっていることもハードウェアに落とし込めるのが嬉しいですよね。
注意点としては、elektronあるあるなんですが、elektronの世界観が出来上がっているプリセットだけで満足しちゃうと後悔することも。
プリセットはあくまでも世界観を味わうものとして、1からどう料理していくかを実験的に考えていくのが醍醐味です。ハイスペックなヤツなので、「こだわりたい」という気持ちに真正面から応えてくれるんですもの。