どうも、ドラステ大阪の好きなブランドがコロコロ変わる方。杉本です。

昨年5月にオーダーしてから早10カ月。
ドイツから遠路はるばるやって参りました。
今回はSONORのすごくすごい奴のご紹介です。

シェルは暖かい音色とはっきりとした低音域が魅力のメイプルシェルで、最も厚いヘヴィ仕様をチョイス。
深さもオーダーできる範囲では一番深い8インチでオーダー。なかなかにゴツい。
そのサウンドは非常にパワフルで、芯は極太、圧倒的な存在感を放ちます。

フープはSONORのダイキャストフープ。
SONORのダイキャストフープは他メーカーに比べテンションボルト周りの幅があり、剛性が高く、より太く芯のあるサウンドが得られます。
少し話が逸れますが、ずっとSONORのダイキャストフープって上から見たらお花みたいで可愛いな~と思ってたんですけど、先日同じことを仰るお客様に遭遇して感動しました。

スナッピーは弾性のあるブロンズ材の物を採用。メロウなサウンドとすっきりとした倍音は厚&深のシェルにバッチリはまってます。
個人的には硬い素材のスナッピーを張った時のキャイ~ンって感じの倍音があまり好きじゃないのでブロンズのスナッピーはかなり好きです。

アウターのフィニッシュに採用したのは「ダークルーツ」。杢目がしっかりと出た渋めの黒です。
フープも黒!ラグも黒!ストレイナー&バットも黒!バッジも黒! 黒!黒!黒!
黒一色かと思いきやインナーフィニッシュ(シェル内側)に採用したのは「ウォルナットルーツ」。
ちらりと映えるウォルナットルーツ。これが官能的。ご来店の際には是非下から覗き込んでください。
内側なのでもちろん客席からは見えません。クリアヘッドを張らない限りは演奏中は自分からも見えません。
でもそれがいい。見えないお洒落。靴下といっしょです。ちがうかも。

オーダーの時はローピッチで輝くスネアをイメージしていましたが、さすがSONOR。
いざ触ってみればハイミドルロー、どこをとってもおいしいスネアでした。
でもやっぱり特筆すべきはローピッチでしょう。
ローピッチにした時でもバンドサウンドに埋もれないであろう大音量、アタック感はこの深さ、厚さならではではないでしょうか。

お値段もかなりド級ではありますが、間違いなくそれ以上の価値を感じて頂ける。そう自信をもってご案内できる一台です。

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