「"オールドタイム"をテーマに掲げるアトリエZの"otb"!今なら1PU仕様と2PU仕様が両方揃ってます!」
プレミアムベース小村です。いや~9連勝ですっけ?速すぎやしませんか…。ひと昔前のめちゃ速時代がダブりますね~。
さて、今回ご紹介するのはコチラ。老舗国産工房、アトリエZが手掛けるこのモデルです。…意外でしょ?
JBタイプのイメージが強いブランドですが、実はこういったモデルも最近は手掛けていて、ご好評を得ています。
(その昔…限定ですがVシェイプの製作例もありますし、アーティストモデルでもバード型があったりと…意外とこの手のベースのノウハウもあるんですよね。)
こちらはモデル名"otb"。アトリエZが"オールドタイム"というテーマに沿ってモデルです。
実はこのモデル…KenKenさんが当時モノのこういうベースを所有していて、それが誕生のキッカケになったそうです。
(確かアンプのデモ演奏だったかな?実際にご本人がプレイしている映像を見かけたことがあります。そしてもっというと…otb-typeのKenKenさんver.っていうのもあるみたいです。)
30インチのショートスケールネックはマホガニーネック/ローズ指板の組み合わせを採用し、セットネック方式にてジョイント。
小ぶりなボディもマホガニーを採用し、ピックアップは当機専用のオリジナルタイプを搭載。
エレクトロニクスも完全パッシブということで、皆さんが良く耳にするアトリエZの音とは随分違う毛色に仕上がっているモデルです。
ハマるところにはとにかくバシッとハマるんですけど…操作性で融通が利かない点もありまして(汗)
魅力を残しつつも、そこはアトリエZ…BABICZ製ブリッジとGotohの軽量ペグといった、使う/調整するにあたって利便性を求めた工夫もしっかりと取り入れられています。
因みに今、1ピックアップ仕様の"Type#1"と、2ピックアップ仕様の"Type#2"が揃ってます。
こういう比較…なかなか出来る機会もないので比べてみるのも結構面白かったり。
細かいフレーズならType#2が強いですし、白玉系ののびやかなフレーズだったらType#1の方が心地良いかなぁと感じますね~。
老舗工房の新たな一面が垣間見えるモデル、是非、手に取ってみて下さい。