どうもこんにちは!イケベ池袋ベースハウスの吉田です!
アメリカの超老舗ブランドにして、今では多様なブランドがリリースしているフライングV、レスポールモデルやエクスプローラーなど代表的モデルを世に送り出し、楽器メーカーとしての地位を不動のものにしたGibson。今回はそんなGibsonから発売された元祖変形ベースであるサンダーバードの進化版とも言える「Gene Simmons G2 Thunderbird Bass」のご紹介です!
王道のJBタイプやPBタイプとは違う、いわゆる変形シェイプは数々のメーカーがリリースしていますが、上記したレスポールやエクスプローラーと並んでこのサンダーバードもリリースから60年経ち、もはやオーソドックスなシェイプとして長く愛されています。その中でもこちらのサンダーバードは「機能的に進化したサンダーバード」と言えるほど既存のモデルを知っている方なら痒かったところに手が届いたような拘りが詰まっています。
まずブリッジに関して、通常搭載されているものは弦高の調整がブリッジ全体でおおまかにしかできなかったのに対して、こちらのモデルはhipshot製のブリッジを搭載しているので弦高、弦間、オクターブまで細かく調整できるようになった夢のような仕様です。更にブリッジ自体が3点のボルトで浮いている状態だったのがボディとブリッジの接地面が増えたことにより、弦の振動がダイレクトに伝わりサンダーバードの大きなボディ全体が気持ちよく鳴ります!ラッカー塗装による塗膜の薄さもこの鳴りの秘密になっていますね。
また演奏性の面でも革命が起きていて、ホーン部分が12フレットに届いていないベースの宿命「ヘッド落ち」もペグがhipshot製の軽いものになっているので見事に解消されています(洋服とストラップの素材の相性によってはヘッド落ちしやすくなりますのでご了承ください)これでネックを支えながら弾くストレスから解放されますね。
そして塗装からパーツまでブラックで統一され、より現代的にルックスが洗練されながらも太く暴れるあのサンダーバードサウンドは健在で弾きやすさと扱いやすさも相まって思う存分ロックできます!
今回ご紹介した「Gene Simmons G2 Thunderbird Bass」はイケベ各店でも取り扱っておりますので是非お試しください♪