プレミアムベース小村です。
もう明日が大晦日なんですね…ちょっとスピード感が想像以上でした。
このまま気が付きゃお正月、なんてありそうですね。
さて、今年もこちらのレビューや以前まで更新していた「本日の逸品」を通じて様々な商品をご紹介させて頂きました。
印象に残っているモデルも様々にありますし、品薄続きを脱してようやくご紹介出来た物もいっぱいあります。
(もちろん、新商品も魅力的なものがいっぱいありましたね。)
ということで、久々紹介枠になる1本を…American Professional IIのジャズベです。
先代にあたるAmerican Professional、そして先々代のAmerican Standardの系譜から続くモデル。
現代のニーズを積極的に取り入れながら、長きに渡ってフェンダーのスタンダードラインを担っていますね。
シリーズ登場からもう3年…スペック面での進化も確かに感じさせてもらいましたが、色もいっぱい増えたのも印象深いですね。
というこのモデル…当店では久々にフレットレス仕様が入荷しました。
世界的に普及していてかつフレットレス…意外と選択肢として貴重な存在だったりしますね。
王道スタイルのアルダー/ローズの組み合わせを採用し、フレットレス化に伴って指板面のドットインレイは無し、フレットラインのみが入る状態となっています。
指板面のコーティングは無し、加えて出荷時からフラットワウンドでセットアップされるので、ちょっとウッディな質感も感じられる仕上がりとなっています。
(逆にコーティング指板のモノだと…個人的には管楽器的なサウンドっていうイメージです。)
やはりProfessional IIが土台となっていることもあり、演奏性はバッチリ。
弾きやすい、かつ即戦力という見方をすれば、かなり魅力的じゃないかなぁと思う1本です。
…こういう見た目なので、名手がチラつきますが、アレとはまた違ったフレットレスJBトーンも良いですね~。
僕自身、ベースを始めて結構な日が経ちますが…実はずっと挑戦してみたいのがフレットレス。
こういう職業柄、目移りも多いので迷ってしましますが…久々に触ってみると改めて良いなぁと思わせてくれる、そんな1本ですね~。
(使い所は…果たして来るんでしょうか。フレットレスでハードコアってのも意外と面白い…?)