イケシブリユース/ジャズマスター担当の首藤です。
右手にカスタムショップ製ジャズマスター、左手にカスタムショップ製ジャズマスターです。
思い返せば池部楽器への入社前、当時の渋谷店（眼鏡屋さんの地下にあった時ですね）でフェンダー・ジャパンのJM66を購入したことが全てのはじまりでした。現在はリボレ秋葉原店のギターフロアを統べる西岡先輩に購入時担当してもらい、ジャズマスターのブリッジに関するあれこれも聞きかじっていいたため、店頭に在庫のなかったバズストップ・バーも取り寄せていただきました。あの時はありがとうございます。パーツの入荷後、ウキウキで取り付けたところ、その音の変化は僕の好みでなくすぐに取り外しました。西岡さん、あの時取り寄せてもらったバスストップ・バーは今も引き出しの中に大切にしまってあります。その後、ムスタング・サドルを試すもすぐに外し、マスタリー・ブリッジもインテリアとして部屋に飾られています。
今回、ご紹介するカスタムショップ製の65 Jazzmasterには近年目にすることの多いRSDブリッジが採用されていますね。上記の経緯もありたぶん自分好みではないだろうな、という食わず嫌いから、恥ずかしながら今回初めてRSDブリッジの音をちゃんと聞いた次第です。結果、特有のサウンドの散りが抑えられ確かにタイトになるものの、個人的にジャズマスターの出てほしい部分もしっかりと出ていてとても素晴らしいブリッジでした。何事も自分で試してみないといけませんね。
ちょうど今、ビンテージスタイルのサドルのカスタムショップ製1963 Jazzmasterもありますので、ぜひとも店頭にてその鳴り方の違いを体感ください。