プレミアムベース小村です。
さて、このところド派手なベースをちょこちょこ紹介していましたが…まだいるんです、ラメ塗装のベース。
それがこちら…Fender Customshopの中古品です。
しかも、今となってはちょっと珍しい「Custom Classic」。
言うなれば…現行で言うAmerican Ultraの兄貴分的なモデル。
9.5Rの指板やアクティブサーキットの採用に加え、21フレット、それに合わせたジョイントヒールのカット加工等、プレイヤー目線に立ったスペックが積極的に採用されているのが当モデルです。
そんなモデルですが、現在はオーダー製作のみとして展開されています。
当店でも以前にショップオーダー品として新品販売したこともありますね~。
今回やってきたのは2011年製の1本。当時としてもかなり珍しい、赤ラメです。(これね、リフィニッシュじゃなくて純正色なんです。)
また、既に実用的な仕様ですが、前オーナー様によって当機は更にモディファイが図られています。
まずはプリアンプですが、英国ブランドのEastが搭載されています。
(Eastのプリアンプ…ここ最近ですと国内著名ブランドのスポットモデルに搭載されていましたね。)
スタックノブ3つ、2接点のミニスイッチ2つを搭載したこのサーキット。
何が何だか分からなくなりそうですが…コントロールは下記の通り。
スタックノブ①:上がボリューム、下がトーン
スタックノブ②:上がトレブル(プルでブライトモード)、下がベース
スタックノブ③:上がミドル、下がミッドフリーケンシー
1段ノブ:マスタートーン
ミニスイッチ①:ピックアップスイッチ(詳細は商品ページキャプションを。)
ミニスイッチ②:アクティブ/パッシブ切替
いずれのコントロールも多彩なサウンドをもたらすのはもちろん、実際に演奏時の利便性も実現しています。
更にピックアップはリンディーフレーリンを搭載してるっぽく、アクティブ時/パッシブ時共にリッチなサウンドを実現します。
(めっちゃあの頃のアクティブやわ~って感じです。気持ち良いねっ!)
アルダーボディ/ローズ指板/メイプルネックという王道スタイルですが、ここまでのモダン仕様、かつラメ塗装という厚塗りになりがちな塗装を以てしても、厳選材を使用していることが分かる芳醇な響きが心地良い1本です。
至上主義って訳じゃないですけど…カスタムショップってやっぱ良いですね(笑)
各部の傷や色焼け等、年代相応の使用感はございますが、ネック周りやトラスロッド周りは良い状態を保っており、まだまだしっかり使える状態です。
なお、ストラップ側金具が欠品していますが、ダンロップのロックピンが付いてます。
実用的なモディファイも施された、まさに即戦力と言える1本です。
なお、引き続き買取/下取は絶賛受付中。
こういったモディファイ品もしっかり査定させて頂きますので、お気軽にお持ちください!