■A.Y.A Tokyo Japan

このブランドは、東京は中野に店舗を構えた「エフ・シュガー」と言う楽器店のプロデュースブランド(監修ブランド?)。
店主は佐藤さん。シュガーだけに。このオヤジ、口が悪いが情が厚い。他ブランドで「fsp」もありましたね、「エフ・シュガー・プロダクト」でしたかね。違ってたらすいません。
fspブランドからは「OD69」と言う、Way Hugeブランドの天才「ジョージ・トリップス」が作った「RED LLAMA」のオリジナルをコピーしたモデルを出していましたね。いいペダルでした。
佐藤さんは残念ながら2024年に永眠されました。業界でも剛腕の一人として君臨し残したその業績は、業界の後人が微力ながら「マモリビト」として繋いで未来に残して行けたらいいなと思います。


●R-Comp

ROSSコンプのクローンをこぞって作り始めた2000年代初頭。その中でも頭一つ抜けた音質と品質で、ブランド名を瞬く間に広げていったのがこのR-COMP。
当時のプリントは「東京中野」になっていました。

R-COMP、シンプルにコンプのチューニングが良い。ずっと弾いてられる。

さらに、使用されている配線材に信号が通るだけでスイートなトーンになり、業界用語として「ミュージカルなトーン」が得られる様になります。
このスイートさに耳が慣れてしまうと手放せなくなる常用性が怖い一台でもありますね。

dynacompでもスクイーズ系でもない「ROSS」コンプと言うジャンルを知るには、このメイドインジャパンは外せない1台です。

尚、基本がギターの帯域に合わせているのでベースには向きません。



●drivesta

UKガバナーをモチーフに、ボードに組み込みやすいコンパクトサイズに落としたのがdrivesta。
新発売当時の巷はサッカー人気もあり、ファンタジスタを始めとする「〇〇ニスタ」的な呼びが流行ったのが懐かしいですね。

ガバナーとの違いは、クリッパーを1ケキャンセル(またはノンクリップ)でディストーションをオーバードライブへ物理的に変化させ、歪みのキャラクターを2ケ搭載させる事を可能にした事。
(※中野ver.は3モード、船堀ver.は2モードになっています。)
また、drivesta以降の接続エフェクター数やケーブルの総長に配慮したバッファーがon/off出来る事。

史上でもベーシックなサウンドをベースに、非常に実践的な試みを設けたディストーションペダルです。



先人がシーンに残した欠片たち。
まだご経験のない方は是非トライしてみてください。







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