プレミアムベース小村です。
全国的にどんよりした天気ですね。梅雨真っ只中って感じ…。
コレが7月中頃まで続くと考えると本当にやられそうですが、頑張っていきましょう。
乗り切ったら楽しい夏が待ってますし!
さて、本日はコチラ。
日本屈指の職人集団、フリーダムにオーダーしていたモデルがようやく入荷です。
国内外のユーザーをレベル問わず魅了する当工房。
長きに渡って培ったノウハウがフルに投影される楽器は当店でも大人気。
僕たちが入荷してチェックする際にも、弾き手の気持ちに立ったや音の出しやすさが由来する弾きやすさ、セットアップにはいつも感動しています。
そんなブランドが送るオリジナルモデルの一番新しいシリーズがこちらの「Blowzer」。
トラディショナルなスタイルを意識しつつ、メーカーのオリジナリティや各モデルで培ったノウハウが色濃く根付いたモデルに仕上がっています。
独自性を持ちつつも抱えやすいボディはアルダーを使用。
フリーダムと言えばARIMIZOジョイントも広く知られていますが、こちらはブッシュを用いた4点留めジョイントを採用しています。
ヒールは滑らかに成形されていて、ハイポジションの操作性も良い感じです。
ネックは独自のUシェイプグリップを採用するメイプル、指板はフレットレス仕様ということでエボニーにして頂きました。
(実はBlowzerのフレットレスって結構レア。もしかするとコレが1本目かもしれません…。)
PUレイアウトはPJ。ブリッジはブラス削り出しのオリジナルタイプです。
そしてフリーダムと言えば「色」。
今回はこちらもモデルと同様にカラーチャートでは新しい「温故知新」の褐色でオーダーしました。
え?褐色ちゃうやんって?どこを見てもちゃんと褐色ですよ。というおふざけは程々に…
「かっしょく」じゃなくて「かちいろ」です。
かなり濃い藍色で、古くは武具の染め色や祝賀で用いられていたそうです。
良い色ですよね。ピックカードとも相性良い感じ。
何度かフレッテッドでオーダーしたスペックですが、入荷の度に「このベース、フレットレスもええんやろな~」とヒシヒシ感じていました。…結果、大正解!
フロント単体では大らかでファットな音、そこにリアPUを足していくと良い具合の甘さが加わる。
ハイポジションの操作性も良いので、リードプレイも採りやすいっ。
やってよかったなぁと本当に思いますね。
良い1本が出来たので、是非弾いてみて下さい。