プレミアムベース小村です。
暑すぎますって!
こんだけ急に気温が上がるとビックリしちゃいますね。
お酒も食事も誘惑盛りだくさんなので、程々に楽しみたいですね~。
さて、外も暑いのですが…今のウチの中古ラインナップもアツいんです。
多分オープンしてから初めてじゃないかな…めっちゃフレットレスが充実してます。
いや~、使い所はさておき、ベーシストとしていつかは所有してみたいフレットレス。
もちろん皆さんに一生懸命ご案内するのが僕の本来の立場ですが…今のこの状態は個人的にも楽しませてもらっています。
そんな充実のラインナップの中にヤバいやつが居てまして。
はい、YAMAHAのBB2000Fです。
BB、もう言うまでも無いでしょう。
ヤマハのベースラインナップを代表するモデルとして、世界中のプレイヤーを魅了するモデルです。
当店でも世代を問わず人気を集めていて、本当に多くのお客様にご紹介してきたモデルです。
そんなBBベース。モデルが誕生したのは1977年。
当時はBB800、BB1000と、最上位モデルにあたるBB1200がラインナップされていました。
その翌年、リアPUが増設されたBB2000がラインナップ。
BBが「PJレイアウト」を採用したのはココから続いてたんですね~。
BBらしい力強いサウンドは当機にもしっかりと備わっています。
ちなみにこの子、モディファイ品ではなく、最初からフレットレス仕様として製作された限定モデルの「BB2000F」です。
(指板面を見ると分かりますが、一切フレットラインが入っていません。それもこのモデルである証。)
BB2000誕生の翌年…1979年に発表され、オフィシャル発表で100本限定で製作されたそうです。シリアルナンバーから辿ると…この子は1982年生まれ。小村の10個先輩です。
材はネックがメイプル/マホガニーのラミネートスルーネック、ボディウィングはアルダー、指板は縞黒檀…あの頃って感じしますね~。
僕自身もちゃんと対面して弾くのは初めてですが、BBらしい力強さとフレットレスならではの伸びやかなトーンが本当に心地良い。
スルーネック構造ならではの濃いロー感もフレットレスと相性抜群ですね。
フレッテッドをフレットレスにモディファイする例も多かったのに、改めて納得させられましたね。
年式相応の使用感はありますが、ネックや電装は全く問題なし。トラスロッド残も余裕がしっかりあるので、まだまだ現役バリバリな1本です。
なかなかお目に掛かれるモデルではないので、ファンの方はもちろんなのですが…
本当にフレットレスベースとしてすばらしい楽器だなぁと実感しました。
フレットレスフリークの方にも是非ご注目頂きたい1本です。
ちなみにこれ以外にもフレットレスめっちゃあります。
併せてチェックお願いします。