■Fulltone
Custom Shop PlimSoul MKII
・ソフトクリッピング(歪みが強くない、ニュアンスが良く出るモード)
・ハードクリッピング(メモリ8以上はディストーションになる、歪みの強いモード)
この2回路を並列で組み合わせられる異色のドライバー。
こう言う事って、実は史上であった事例。
一例としてスティーヴィーが、2つ(3つ?)のフェンダーにそれぞれドライバーをセットし、「速さ」と「芳醇さ」の担当を分けそれらを同時に鳴らす事であの強くも艶やかなパッセージを重ねていました。
上記はあくまでも一例ではありますが、そう言ったニュアンスで咀嚼すると、異なる要素のゲインタイプやディティール、パンチを1台の中で調整しながら音作りが可能なペダルは稀有なのです。
ソフトで全体に旨味を出しつつハードの辛みで輪郭を加える。そんなイメージでしょうか。
3-way SWによるBASS帯域コントロールのアクセントも非常に効果的で、MINでは音の立ち上がりの速さが上がりキレが増しますね。基本はHALFでセットし、バンドの混ざり加減でMAX/MINへ切り替えるといいと思います。
この日本というシーンでは、Fulltone = OCD と言う観念の方が多いかもしれません。
でも、このマイク・フラーの最後のチャレンジを知らないは勿体ない。
何卒。