皆様 こんばんは!
本日はSABIANから新たに発売した、ブライアン・フレイジャー・ムーアとのコラボレーションモデルのライドシンバル
HHX BFM WORLD Ride 22''をレビューいたします♪
かなり大きなハンマリングがユニークですなルックスです👀
そして外側に施されたサウンドコントロールエッジ、これは斬新!
サウンドにどのように影響するのか興味津々です!
ベルの部分はレイジングされていないロウベル仕様。
高域が抑えられるので、サウンドの流行的に近年この仕上げのシンバルが増えてきたように思います。
ベルの裏側には、ブライアン・フレイジャー・ムーアのシグネチャーが施されております!
それではサウンドをチェックしていきましょう!
まずまとまりが良いですね!どちらかというとメロウな音色で、サスティンはタイトです。
柔らかなタッチですがセイビアンらしい粒立ちを感じます。セイビアンは音の輪郭が良く出てくれます。
中でもベルの抜けは爽快です!
特徴はやはりサウンドコントロールエッジによるクラッシュのしやすさ!!
普通ライドをクラッシュするとゴウンゴウンといった感じの余韻が出てしまうものですが、
こちらのシンバルはかなりスッキリした印象です。ボウからスムーズにクラッシュまでつながっていきます。
とはいっても、クラッシュライドではないかな~と思います。クラッシュライドはボウがぼやけているというか、ショワショワした感じなんですけど、その分クラッシュサウンドはキレよく立ち上がる。
こちらはあくまでライドシンバルのキャラクターのまま、クラッシュしやすい仕様になっているという所感です。
他と一線を画すのが、刻みで使ってもうるさくないところ。普通は低域が渋滞して、やかましい感じになっちゃうんですが、、(あえて狙ってそうすることももちろんあります!)
ライドをガシガシ刻むプレーが多い人にはもちろん、ライド1枚でさまざまな音色を使い分けるスタイルや、粒立ちを求められる人数編成のジャズバンドでも向いてそうです。
表現力を使いやすさでブーストしてくれるようなライドです!BFM WORLD Ride、ぜひ使ってみてください♪