SC20H[Studio Classic]
スラッシャーが1度は憧れる!番長、JCM800!!、、、の小型版!
JCM800は数々のアーティストたちと共にメタルの歴史を紡いできた、
今でも多くの根強いファンがいるアンプです!
その轟音はオールドスクールなHR/HM系のギタリストはもちろん、Slayer、Metallicaなど、過激なサウンドを持つバンドたちに好まれてきました。
メタルバンドのステージでよく見かける100Wモデルは爆音。
爆撃のようなザクザクしたサウンドはめちゃくちゃカッコよく、弾いていて気持ちいいのですが、やはり私のような小さい会場でライブをするバンドでは強大過ぎるパワーを持て余し、鳴らしきることができません。
それすなわち、己の駆るマシンの性能を十分に発揮できないということ。
車でもハイパワーでデカいスポーツカーはサーキットでないと本領を発揮できませんよね。
そこで、この20W仕様のSC20H!!
20Wでいけるのか?と心配になる方もいるかと思いますが、小さな会場でJCM800の本領を発揮させるのには十分です!
ここで、メタラーに愛されていると言いましたが、実はこのアンプ、単体では一般的に認識されているメタルサウンドのようには歪みません。
モダンなハイゲインアンプが好きな方は物足りなく感じると思います。
単体の歪みだけでもカッコいいサウンドですが、このアンプの本領はTS系などのブースターペダルをかましたときに発揮されます。特にTS系のペダルは余分な低音域を整え、ハイミッドよりの帯域をついてくれるので、太く、シャープなサウンドになりザクザク刻むリフには最適な印象です。
ハイゲインサウンドを作る場合、脳筋ピッキングまたは、オーバードライブペダルが歪みの要になります。
自らの肉体でドライブさせたい方は日々、過酷な鍛錬に励みましょう!※腱鞘炎注意
オーバードライブでブーストさせた場合、ソロでコーラスやディレイをかけたいときもアンプの歪みをメインに音作りをしていると、センド/リターンに接続しないと綺麗にかからないことが多いですが、シンプルにギターから一直線でインプットへ接続してもまとまりのあるサウンドになってくれるパターンが多く、何より、オーバードライブとアンプのお好みの組み合わせを探す楽しみもあり、愛着が湧くこと間違いなし!
また、EQはかなり極端に設定しても大体使える音になります。ダークな感じから明るいキャラまで自由自在!
ドンシャリ気味にセッティングしても、中音域が結構ありますので、アンサンブルでも存在感を維持!(ミドル0とかは流石に抜けにくい)
マーシャルはBASSツマミを上げても低音があまり出てこないので、ブーミーにならず、ダークなサウンドが作りやすいのが嬉しいですね!
ロックの歴史を紡ぎ、支えてきた巨人たちの一柱、JCM800。の小型版。
小型!軽量!手軽に持ち運べる!
誰もが一度は夢見るマーシャルサウンドを手に入れましょう!!