ENGL Ritchie Blackmore Signature 100 (E650/2)
泣く子も黙るスーパギタリスト、リッチー・ブラックモアのシグネチャーモデル!
御本人様もうなづく仕上がりとなっております。
ちなみに私の愛機は前モデル。
サウンドは結論から言うと、「リッチー絶対こんな音使わんやん」。
と良い意味でジャンルの垣根を超える柔軟なサウンドバリエーションを兼ね備えます。
ENGLのアンプだけあって、かなり歪み、クリーン、クランチ、リードLo/Hiと幅広くこなせます。
個性的ではありますが、ぶっといミドルレンジを持っており、めちゃくちゃ抜けがいいです。
クラシカルなチューブドライブを目指しているため、歪み方はとてもナチュラル。ダークなキャラクターで、メタルとの相性バツグン。オールドスクールな雰囲気を醸しつつもモダンハイゲインも何のその!
リッチーサウンドを目指す方はクランチチャンネルを使うと良いと思います。
エクストリーム系をやる場合はリードチャンネルで、ブースターは必要ありません!
激歪イメージですが、意外とクリーンもつやつやして素晴らしい。
サウンドはキンキンにならず、低音の出方も程よくかなり使いやすい!コントロールもシンプルでスタジオ等、環境に合わせ素早くセッティングできますが、音量が凄まじく、スタジオや小さなライブハウスでは持て余してしまうほどです。
分厚いミドルの壁のお陰で音抜けは確保できるのですが、バンドによってはマスターVol.を結構絞らないといけなくなり、深く歪ませた際に少し遠くで鳴っている感があり物足りない方もいるかも知れません。
が、ドラム、ボーカルが頑張ってくれれば、この問題は解決できます。日々鍛錬してもらいましょう。
機材が小型化してきた昨今の音楽事情。片手で持ち運べてクオリティの高いアンプモデル等が台頭している今だからこそ、デカいアンプを掻き鳴らすのもありかなと思います。