ギター弦のレギュラーゲージ「10-46」
実はそれを定着させたのはErnie Ballだと知っていましたか?
今回はErnie Ballのエレキ弦を4種類を弾き比べてみたのでご紹介します!
※5点満点
●SLINKY NICKEL WOUND (画像2枚目)
音の明るさ:3
弦の硬さ:軟かい ◯●◯◯◯ 硬い
音の伸び:3
安定性:3
触り心地:少し滑らか
ロックやポップス、ブルースとジャンル問わず多くのギタリストが使用しているエレキギター弦の大定番のシリーズ。
ニッケル・メッキ・スティール弦を素材とし、煌びやかで中高音域の倍音が豊かなサウンドにテンションが柔らかく指への負担が少ないのが特徴です。
●SLINKY RPS NICKEL WOUND (画像3枚目)
音の明るさ:3
弦の硬さ:軟かい ◯●◯◯◯ 硬い
音の伸び:3
安定性:5
触り心地:少し滑らか
プレーン弦のボールエンド部分にブロンズ・ワイヤーをタイトに巻きつけたツイスト・ロック構造で耐久性とピッチの安定性が向上したシリーズ。
サウンドとテンションはSLINKY NICKEL WOUNDと同じで、チョーキングやアーミングを多用する方にオススメです。
ボールエンドを切って弦交換するロック式トレモロでは効果が発揮し切れないのでご注意ください。
●SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL PURE NICKEL (画像4枚目)
音の明るさ:2
弦の硬さ:軟かい ●◯◯◯◯ 硬い
音の伸び:4
安定性:3
触り心地:滑らか
1960年代にErnie Ballが初めて販売し始めた弦がこのシリーズ。
ピュアニッケルメッキの巻き線を使用し、分離感の良い落ち着いた温かみのあるサウンドが特徴です。
巻弦がSLINKY NICKEL WOUNDより滑らかな触感でテンションが柔らかいので、手の負担を少なくしたい人にオススメの弦でございます。
● SLINKY COBALT (画像5枚目)
音の明るさ:4
弦の硬さ:軟かい ◯◯◯●◯ 硬い
音の伸び:5
安定性:4
触り心地:若干ザラつきあり
鉄とコバルトを独自の技術で配合した素材のシリーズ。
高い磁力反応により音抜けの良いパワーあるワイドレンジなサウンドが特徴。
テンションは強いですがチョーキングやヴィブラートはしやすくピッチの安定性も高いです。
ノンコーティング弦ですが錆びにくく高い耐久性を持っています。
前3種類は同じ派系ですがSLINKY COBALTは素材が違うため全く別の弦という印象で、出力の高さによるサステインの長さに感動を覚えました。
私黒木はテンションが柔らかく中域が目立つブルージーなサウンドのPURE NICKELが好みです。
皆様もSLINKY NICKEL WOUND以外のErnie Ball弦もお試ししてみてくださいませ