ハートマンヴィンテージギターズの吉野"ジャスミン"陣です。
この三連休は少し暖かくて気持ちいい天気でしたね。私もこの陽気にあてられて散歩などに出かけ……るようなことは当然なく、家、店、家、店の繰り返し。まったくもって不健康、怠惰、横着、無精、懶惰な人間。これを読んでいるキッズたちがいましたら外にでかけましょう。こんなんなってまうよ。
【YAMAHA SCシリーズ】
少し前にモデルチェンジ後の新SCをご紹介しました。せっかくなので旧SCと比較してみましょうか。
6連のいかにもF社然としたヘッドストックは3:3のG社風のデザインに。同時にモデルチェンジしたSFシリーズと同型になりました。SCとSFはどう見てもF社STモデルとTLモデルにインスパイアされているのに、なぜかヘッドストックをG社風…ついでにチューナーもよりG社っぽくなってます。
ボディシェイプも変更になりました。新SFシリーズと共通のボディシェイプとなり、ST風のボディからシャープな印象に。これ、SCシリーズはともかくTL風だったSFシリーズはすごい変化しちゃってるんですよね。ヘッドの件もですが、F社のイメージを払拭したかったのかな?
ピックアップはバーマグネットタイプのC-Iピックアプから一般的なポールピースのC-IIピックアップに。ただしサイズはやや大きく独自規格。なんなんすかね、この独自規格へのこだわり。逆張り?
ブリッジ。かつてはハードテイル仕様でヤマハらしい"ハズシ"が炸裂したモデルでしたが、2点支持のオリジナルトレモロ付きモデルになりました。まぁ、やっぱいるよなってなったんでしょうね。不便だと。トレモロ、ほしいだろと。そりゃそうでしょ。
個人的に一番デカいのはコントロールですね。そもそもSCって「Super Combinator」なんですけど、Combinatorは結合子という意味だそうです。Combinatorialになると組み合わせという意味になるのでスイッチがウリだと思うんですが、全部取られちゃいました。一応、代わりにバイサウンドが搭載されましたが…絶対バイサウンドのほうが使いやすいですが、ちょっと残念でもありますね。
外観や機能の大部分が変更になり、大規模モデルチェンジとなったSCシリーズ。今なら新旧在庫がございます。店頭で見比べてみるのも面白いですよ。