佐藤 勝彦

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2024年9月に開催されたFender Custom Shop日本限定セレクションモデル抽選会での獲得品のご紹介です!

Fenderブランドを代表する名機、ブラックガードテリー1952 Telecasterに、激しい使用感を表現したSuper Heavy Relic仕上げに王道のブロンドカラーとブラックガードのルックスがいつまでも色褪せない鮮烈なインパクトを放っています。
数多く刻まれた歴戦の傷やグラーデーションしていくエルボーのカラーリング、この完成度なら納得と言える程に、細部に亘って一切の妥協の無い仕上がりに、今のFender Custom Shop TBCの実力を窺い知ることが出来るはずです。

テレキャスターと言えばこのブラックガード!という王道テリーファンの皆様の欲求をストレートに満たすNocaster Blondeの1952年スタイルのテレキャスター!
ワイルドなアッシュの導管が楽しめるボディに施されたブロンドフィニッシュはいかにも極薄で、過酷な使用環境に耐え忍んだ様子が目に浮かぶ激しいレリックが圧巻です。豪快なルックスではありますがエルボーコンターでは僅かにエッジが斜めに削られていたりと、Custom Shopらしい繊細な仕事にも魅了されてます。また、新品の現時点でもガリンッと攻撃的でもありながら深く豊かな低音で懐深く包み込んでくれるようなトーンが最高ですが、ルックスに負けず劣らず弾けば弾くほど、使えば使うほど鳴り方もあっという間に熟成していきそうです。

このスタイルのテレキャスター(ノーキャスター)では、極太ネックのイメージを持たれる方も多い事かと思いますが、本機の1ピースメイプルのネックグリップはやや厚みはある物のしっかりとした形状の1957 Soft Vシェイプ。「Soft V」ですので頂点が尖った印象はさほど無く、ヘッドバックからもナチュラルに削り込まれた手に馴染むバランスの良いグリップと言えると思います。
更に、ナット幅を若干狭めの1.625inch(41mm強)としている点も本機の特徴と言えるでしょう。
しっかり握り込めるこのグリップ感は、ワイルドに掻き鳴らせば太く芯のあるアメリカンなドライブサウンドが心地良く響きます。
6105/Narrow Tallサイズフレットとネックエンドへ向けて7.25-9.5と変化するコンパウンド指板ラディアスはFenderらしいトラディショナルな弾き味と、プレイをサポートする現代的なスタイルが丁度良くミックスされたスペックで、オリジナルをお持ちの方も違和感なく持ち替えられるグリップになっております。

ピックアップはCustom Shopハンドワウンドの50-51 Blackguardを搭載。ブリッジPUに少しパワーのウェイトを置いた現代的なコンビネーションでどのポジションでも音作りがし易く、明るくカラッとブライトでドライブ感満載のアメリカンサウンドが最高です。軽やかでありながら攻撃的な一面も楽しめるテレキャスターサウンドをぜひご堪能下さい。
さらに特徴的な機能として51 Modded Nocaster Wiring(リアポジション時にフロントPUをブレンドできるコントロールと、2タイプのフロントPUトーン)を装備。交換用にスタンダード配線のアセンブリキットも付属しており、簡単なハンダ作業で交換が可能となっております。

ブラックガード好きの方なら見逃せない、王道テレキャスターの魅力が凝縮した1本です!
この雄姿にドキッとした方は、是非その実力を手に入れて下さい!

2024/11/03 ギターズステーション 佐藤 勝彦 のスタッフレビュー

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