シルキーかつアグレッシブなサウンド!
今回は私も大好きなWAY HUGE/STO OVERDRIVE(WM25)をご紹介します。
NOBELS/ODR-1を基にジョージ・トリップスがアレンジを加え開発された本機。
SUPER TERRIFIC OVERDRIVEの略で"STO"と名付けられております。
和訳すると「めちゃくちゃ素晴らしいオーバードライブ」ですね!
制作者であるメーカーがそこまで言っちゃっていいのか?と思ってしまうひねくれ者の私ですが、
試しに弾いてみた瞬間、心を奪われてしまいました。
とりあえずセンターの位置で弾いてみると、ずっしりとした手ごたえのある渋めなサウンド。
そこからTONEを右に回していくと、びっくりするほど華やかでキラキラとした音色に変化していきます。
「めっちゃいいじゃん!これ!」思わず口に出してしまいました。流石にフリが効きすぎていますね(笑)。
ODR-1を基にしていることもあり、TONEの音色変化には結構な癖があります。しかしそこが最大の強み。
自分のギターに合わせてツマミを調整してあげれば、自由自在に音抜け・音の密度を操る事ができます。
荒野に転がるタンブルウィードを彷彿とさせるクランチサウンド、ジャキっと突き抜けるようなドライブサウンド。
VOLUMEやDRIVEのツマミをうまく設定すれば、先述したようなサウンドを作り出すことができます。
『チューブスクリーマーにするか、ODR-1にするか…。でも歯切れの良さもほしい…!』そんな方にはまさしくドンピシャな1台。ブルースの枯れた音からポップスの明るい音まで、音抜けの良さを保ったまま幅広いジャンルで活躍してくれます。さらに本機はトゥルーバイパス仕様のため、バッファー色が強いBOSSの歪みエフェクターからの乗り換えにもぴったりですよ。
ここまで散々熱弁してきましたが、あまりの便利さ・音の良さに私は試奏後すぐに購入、エフェクターボードへ組み込みました。
歪みペダル探しの旅はなかなか終わりが見えませんが、弾いてみればきっとあなたのお気に入りになると思います。
迷ったらとりあえず試してみる!アンプステーションでお待ちしております。
ヤマシタ