ロックハウスイケベ池袋ギター担当/江原(えはら)です。
今回紹介するのは「Pure Tone Mono [PTT1 / 9641]」です。
実は個人的には比較的最近知った、革新的なジャックのリプレイスメントパーツです。
(パーツを買ったからレビューを書いたのか、レビューが書きたくて買ったのかは秘密です)
こいつを知った時は「全部のギターこれでええやん」って思いました、ほんとに。
多くのジャックはホット部分は板バネ1点、アース部分はスリーブの接点となっており、それが普通です。
が、Pure Toneははホットもアースも2-4点の接点があり、挿し込みのホールド感はもちろん接触点の多さ・大きさからの安心感のある仕様です。
「よくあるジャック」ではホット接点の板バネが経年変化で開いてしまうと接触不良でバリバリとノイズを発しますが、
ホットもアースも両側から挟み込む機構の為そういった経年変化に強く長く使えるパーツで御座います。
ということで自分のギターにインストールしてみました。(2011年製Gibson Les Paul Deluxe めちゃくちゃメタルコアMod)
ギターを買ってから1回くらいジャック交換していた気もしますが結構頼りない挿し心地になってきたのが気になってました。
配線自体はホットとアースをはんだ付けするだけ、多くのジャックと特に変わりません。
外面も全然変わりませんね。
果たして音が変わるかどうか?ですが接触面が大きいからか音が太くなった印象を受けます。(ギターの個体や演奏環境によります)
メタルコアModのLes Paulにはちょうどよいパワー感が足されて個人的には満足です。
逆にヴィンテージライクなギターだとあまり似合わないかもしれない?とも思います。
構造上挿し込み感覚にクセがあり、アース端子→ホット端子の2段階で挿し込まれるのでちゃんと奥まで挿し込まれていることを確認しましょう。
いつもの感覚で挿し込んで「良し!」と思っていると半挿しになっているかもしれません。
ジャック交換を検討されている方は「いつものジャック」じゃないコイツもおすすめです。