2024年4月に私が参加したGibson Brands Partner Experienceのツアー中、ファクトリー内でハンドセレクトしたトップ材を使用した1959 Les Paul Standard Ultra Heavy Agedが待望の入荷です!
Murphy Lab によるUltra Heavy Agedは、やはりそのエイジドワークに掛かる作業からか、他の選定製品よりも時間を要する事は理解しながらも、選定木材とのマッチングから、このコンビネーションがベスト!と思ってのM2Mオーダーを行いました!
待つ事9ヵ月!その想いを見事なまでに体現した一本は、納得の完成度です!
こだわりの点としては、やはりUltra Heavy Agedのレギュラーカラーには無いSlow Iced Tea FadeカラーとUnderwound Custombuckerのセレクト!
本機に使用しているメイプルのトップ材はこの仕様、このカラーでオーダーするために現地でセレクトしたもの。
Ultra Heavy Agedの歴戦の使用感にマッチする材を事前にイメージし探しておりましたところ、滋味に富んだオリジナルにありそうなリアルな雰囲気を持った板材と出会うことができました。
見る角度や光の角度によってはフィギュアドが消えて見えるアングルがありますがそこもまたリアル。逆に全体に不規則なフィギュアドがキラキラと輝きながらその奥に無数のフレックも覗く瞬間は至福の極みです!
ピックアップもUltra Heavy Agedの使用感にフィットするように出力を抑えたUnderwound Custombuckerオーダー致しました。
以前、当店鈴木がLive Shoppingでご説明したように、このピックアップとのマッチングも是非ご確認いただきつつ、材選定オーダーだからこそ搭載出来る、一般的には使用される事が近年は少なくなったこのスペックの持つ魅力も是非皆様にお届けしたい内容になります。
また、この様なトップ杢にして、およそ3.73kgと軽量な本体が生むハコ鳴りのようなふくよかさとアコースティック感が心地良い絶妙なスピード感で再生される様は至極の極み!
オールドテイストなロックサウンドであればソロ~バッキング問わず抜群の相性を発揮するでしょう。スウィートながらも表現力に優れたネックポジションやジューシーで歯切れの良いミックスポジションは現代的なジャズプレイともマッチしそうです。
日本のレスポールファンの皆様へ、極上トップとそれにマッチしたカラーリング、そして歴戦を潜り抜けてきた様を体現するUltra Heavy Agedとのコンビネーションをお届けするべく、ナッシュビルのファクトリー内で厳選を重ねた結晶の入荷です!
是非ギタステ店頭へ足をお運びいただきこの雄姿をご確認下さい!
Serial No. 943848
Weight≒3.73kg