プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のレビュー
プレミアムベース大阪、小村です。

ぼちぼち冬も近づいてきたところで、我の冬支度もしつつで楽器たちも冬支度。

エアコン入れ出したからコムベース1とコムギター6の指板、カッサカサなってて爆焦り(汗)
すまんなぁと言いつつ、キッチリとフルメンテしました。
最近はコムベース2に構い切りやけど、来年は同じくらいいっぱい使ったるからな~。
「7」と新入りの「コムギターアコ」もな。

さて、冬ということで白いイカしたヤツを。
YAMAHAの看板的ベース、BBの国産モデルです。
誕生からもう48年…各部仕様を変えながら、今日まで多くのプレイヤーから愛されている、「日本が世界に誇る名機」です。

そうそう、「発動機」の方の話ですが、YAMAHA…実はトヨタの名エンジン「3S-GE」にも携わってます。別会社とはいえ、楽器もそっちも名機メーカー過ぎますね。
あとはレクサスLFAのV10エンジn…アカンて、楽器の話せな。

長い歴史の中で様々な仕様があるBBですが、由緒正しき名機の最新仕様にあたるのがこちらの「BBP」。
現代のミュージックシーンに於ける「最強のボルトオンパッシブを目指す」というテーマを掲げ、各部に技術を盛り込んだ1本に仕上がっています。

塗りつぶしちゃってるんでアレですが、ボディは多層ラミネートになってます。
アルダー/メイプル/アルダーっていう3層ね。
音っていうチョイスもあるんでしょうけど、ネックと材が揃う格好になるんで、それも狙ってるんでしょうね。
(ちょうどネックポケット底面はメイプル材が掛かるようになってます。)

そしてコレもポイント、I.R.A.。
なんじゃいって人の為に…Initial response Acceleration(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)の略です。
どういうモノかと言うと…完成した楽器に一定周波数の振動を与える処理です。
こうすることで、弾き込んだ楽器特有の「鳴り」が生まれるそうですよ。
…一定周波数っていうけど、楽器という性質上「弦振動」を考慮してないわけは無いと思います。
僕はよく「コリが解れる」って表現しますが、それを製作段階でやっちゃってる、結構凄い技術です。
(下手しいウン十年掛かる事を「技術」で解決させてるねん。凄いよなぁ。)

あとはBBPはコレもポイント。マイター・ボルティング。
一般的な4点ビス止めに加えて、ボディ裏から斜め45度、つまりネック後端に掛かるようにネジ2本追加で止めるって言う事をやってます。
あ!って思う人、いるでしょ?
これはビリー・シーンモデルの最新仕様で生まれた「技術」です。
そもそも、当該モデルは6点止めでしたが…ビリーシーンってネックベンドするやん?
ガチッとくっついとる方がええやろってことでこうなったそうです。
効果テキメンだったそうで。

とまぁ「スゴイ」っていうのは散々書いたところですが…いっちばん見て欲しいのはこの「見た目」。
これねぇ、イケベでしか売ってない限定カラーです!
といいますのも、弊社、ことし創業50周年なんです。それを記念してっていうのがこの色です。
同じく看板にして人気ギター「Pacifica」の最上位モデルと同じ色で仕上げて頂きました。
レギュラーのヴィンテージホワイトと比べると、純白度が増すんでちょっとキリっとした印象ですね。

ということでキリっと弾いてみました。
こういうアプローチも採れるからBBって面白いよねぇ。

割といっぱいあった様に思うてましたが、5弦のコレってもうウチにしかないみたい。
悩んでる人は早めが吉です。

ほんで4弦もあります。
こちらも数量限定なんで早めが吉です。
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小村 拓摩

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プレミアムベース大阪、小村です。

ぼちぼち冬も近づいてきたところで、我の冬支度もしつつで楽器たちも冬支度。

エアコン入れ出したからコムベース1とコムギター6の指板、カッサカサなってて爆焦り(汗)
すまんなぁと言いつつ、キッチリとフルメンテしました。
最近はコムベース2に構い切りやけど、来年は同じくらいいっぱい使ったるからな~。
「7」と新入りの「コムギターアコ」もな。

さて、冬ということで白いイカしたヤツを。
YAMAHAの看板的ベース、BBの国産モデルです。
誕生からもう48年…各部仕様を変えながら、今日まで多くのプレイヤーから愛されている、「日本が世界に誇る名機」です。

そうそう、「発動機」の方の話ですが、YAMAHA…実はトヨタの名エンジン「3S-GE」にも携わってます。別会社とはいえ、楽器もそっちも名機メーカー過ぎますね。
あとはレクサスLFAのV10エンジn…アカンて、楽器の話せな。

長い歴史の中で様々な仕様があるBBですが、由緒正しき名機の最新仕様にあたるのがこちらの「BBP」。
現代のミュージックシーンに於ける「最強のボルトオンパッシブを目指す」というテーマを掲げ、各部に技術を盛り込んだ1本に仕上がっています。

塗りつぶしちゃってるんでアレですが、ボディは多層ラミネートになってます。
アルダー/メイプル/アルダーっていう3層ね。
音っていうチョイスもあるんでしょうけど、ネックと材が揃う格好になるんで、それも狙ってるんでしょうね。
(ちょうどネックポケット底面はメイプル材が掛かるようになってます。)

そしてコレもポイント、I.R.A.。
なんじゃいって人の為に…Initial response Acceleration(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)の略です。
どういうモノかと言うと…完成した楽器に一定周波数の振動を与える処理です。
こうすることで、弾き込んだ楽器特有の「鳴り」が生まれるそうですよ。
…一定周波数っていうけど、楽器という性質上「弦振動」を考慮してないわけは無いと思います。
僕はよく「コリが解れる」って表現しますが、それを製作段階でやっちゃってる、結構凄い技術です。
(下手しいウン十年掛かる事を「技術」で解決させてるねん。凄いよなぁ。)

あとはBBPはコレもポイント。マイター・ボルティング。
一般的な4点ビス止めに加えて、ボディ裏から斜め45度、つまりネック後端に掛かるようにネジ2本追加で止めるって言う事をやってます。
あ!って思う人、いるでしょ?
これはビリー・シーンモデルの最新仕様で生まれた「技術」です。
そもそも、当該モデルは6点止めでしたが…ビリーシーンってネックベンドするやん?
ガチッとくっついとる方がええやろってことでこうなったそうです。
効果テキメンだったそうで。

とまぁ「スゴイ」っていうのは散々書いたところですが…いっちばん見て欲しいのはこの「見た目」。
これねぇ、イケベでしか売ってない限定カラーです!
といいますのも、弊社、ことし創業50周年なんです。それを記念してっていうのがこの色です。
同じく看板にして人気ギター「Pacifica」の最上位モデルと同じ色で仕上げて頂きました。
レギュラーのヴィンテージホワイトと比べると、純白度が増すんでちょっとキリっとした印象ですね。

ということでキリっと弾いてみました。
こういうアプローチも採れるからBBって面白いよねぇ。

割といっぱいあった様に思うてましたが、5弦のコレってもうウチにしかないみたい。
悩んでる人は早めが吉です。

ほんで4弦もあります。
こちらも数量限定なんで早めが吉です。

プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のレビュー 2025/11/27

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