Preamp Pedal は「プリアンプ」と言う名前ですが、いわゆる「ドライブペダル」にカテゴライズされるエフェクターです。
多くのプレイヤーがそのトーンのすばらしさを愛してやまず、オーナーの Chris Benson が作るチューブアンプは半年以上の予約が必要となるほどの人気です。
Chris がその中でも人気の高いチューブアンプ Chimera 30Wの回路をベースに開発したペダル、それが Preamp Pedal です。
Preamp Pedal は真空管の代わりに FET トランジスターを使用していますが、サウンドのイメージは真空管アンプChimeraそのもの。
Preamp という名は単純にプリアンプの回路をモデルにしているため冠された名であり、実際はクリーンブーストからクリーミーなオーバードライブ、ファズのような太いディストーションまでの幅広いゲインレンジを持っています。
ダイオードでクリッピングをしていないのも、重要なポイントです。そのためダイナミックレンジが広く、ゲインを上げても音像を狭めるようなコンプレッションを感じません。ブティックアンプの手前に接続して ON にした時にも、アンプが本来もつダイナミックレンジを充分に活かせます。
ギターのボリュームを下げても、レンジを残したままゲインが下がる追従性も特筆すべきものがあります。