Gibson
1968 Les Paul Custom Reissue VOS Nickel Hardware (Ebony) 【S/N 407618】

ニッケルハードウェア仕様の1968 Les Paul Custom Reissue VOSが入荷！

長きに亘り培われた高い製作技術と飽くなき探究心、厳選されたマテリアルにより至高のエレキギター・ベースを製作するために1993年に立ち上げられたGibson Custom Shop。現在もなお昔ながらのハンドクラフト製法と、徹底的に追求したヴィンテージの知識から製作されたカスタムショップ・ラインナップは、他所の追従を許さないほどの見事な作りとなり、プレイヤーの内に秘めるインスピレーションを際限なく沸き立たせてくれる最高の愛機となるでしょう。

Les Paul Customは1960年頃に一旦生産を終了したものの、トップミュージシャンが手にする姿に注目が集まった1960年代後半には人気が再燃。いよいよ1968年にスタンダードとともに生産が再開されます。なお、1960年までの意匠はそのままにボディ材の構成が見直され、プレーンメイプルトップとマホガニーバックが採用されたのにあわせて、50年代に主体だった3ハムバッカーから2ハムバッカー仕様となります。その結果、シンプルな操作性と歪ませても非常にメリハリのあるエッジが効いたサウンドキャラクターを獲得、これこそがいまやLes Paul Customのシグネイチャートーンとして周知されています。

本商品は、Les Paul再生産初年度である、1968年の仕様となっており、実際のヴィンテージよりスキャンされた、アーチ形状や、キャビティー形状、ネックグリップ、ネックヒール、14度のヘッド角と、以前の1968 Les Paul Customをよりリアルにアップデートしており、より雰囲気の増した1本に仕上がっております。

ブロックインレイの輝く指板にはエボニー、1ピースマホガニーによるネックはオリジナルのシェイプをトレースしたスリムでグリップの効く「Authentic '68 Medium C-Shape」が採用されています。
チューニング時に思わず目に入るペグはクルーソンのワッフルバック。ギアのハウジングカバーに独特な溝があることから名づけられたタイプです。ブリッジ部のワイヤー有りABR-1なども含め、「らしさ」を演出する遊び心にも余念がありません。

当個体はイケベオーダー限定仕様のためハードウェアカラーがニッケルシルバーになっているのが大きな特徴。通常Les Paul Customといえばゴールドハードウェアですがニッケルシルバーになることでより引き締まった見た目となっております。

ピックアップには元ヒストリック・プロダクト・マネージャーのエドウィン・ウィルソンが在籍時に開発した「68 Custom Humbucker」を搭載。ピッキングのニュアンスもしっかりと引き出してくれる、低音までタイトに引き締められたソリッド感は当時のロックムーブメントの息吹をも体感させてくれます。クリーンサウンドでは甘く伸びのあるサウンドが放出され、ドライブサウンドからはローとミッドにかけて心地よい部分が押し出されたキレとバイト感あるサウンドをご体感いただけます。

生産数も流通数も少ないモデルですので、この機会是非お見逃しなく！！

S/N 407618
Weight≒4.15kg