Suhrファンの方にはお馴染みの技巧派ギタリストAndy Wood/アンディー・ウッドがスペシャルと語るシグネイチャー・ギターが入荷致しました。

かねてより彼が愛用していたTLスタイルのSuhrギターは実はカスタムオーダーとしても製作が出来ませんでしたが、NAMM2017のSuhrブースで発表されたSignatureシリーズのひとつとして登場した事によって、日本の皆様にもお届けできる事となりました。
NAMM2018ではWhiskey Barrelカラーが発表され、NAMM2020では「Hum-Hum PU/510 Bridge」、「S-S PU/Wilkinson 3-way Saddle」のアセンブリ2種と、Black/Red/Whiskey Barrelのカラーリング3種から、組み合わせてオーダーできるようになりました。

ボディにフィットするコンター加工が施されたTLスタイルのアッシュボディ、クリスタルトーンを作るRoasted Mapleネック、技巧派の心をくすぐる24フレット仕様、フィンガリングし易いネックジョイント部のカッタウェイ加工、S-Sピックアップのアセンブリetc.と、一見するとクラシカルなシルエットでも、極上のサウンド＆プレイアビリティーを兼ね備えている、シグネイチャーとして発表するに相応しい仕上りを持ちます。Andy本人も大絶賛しているように、まさにスペシャルなギターです。

ご注目頂きたいのは木目が浮かび上がった美しいウイスキーバレルカラーのアッシュボディ。一般的にはあまり見かけない仕上げですが、なんとアッシュボディをバーナーで燃やすというBurned加工が成された後、サテン(艶なし)のカラーリングを吹き仕上げるTorched Stain Finishが施されております。アッシュ材特有の大きい導管が織りなす木目と相まって、木の温かみを感じる心地よい手触りもあるユニークな仕上がりとなっております。
更にルックスの肝となるピックガードにコントロールパネル、バックパネルがアルミニウム/アノダイズドで製作されており、フィニッシュとの組み合わせで精悍さを演出しております。

ブラス 3 サドルのウィルキンソンブリッジは、ヴィンテージ楽器のクラシックな外観と雰囲気を維持しながら、優れたチューニングの安定性、サスティーン、イントネーションを得るために選ばれました。

次にネックセクションにご注目下さい。ネック材にセレクトされたRoasted Mapleは、メイプルネックのサウンドの質感に抜群のスタビリティーを持たせる事で、心地よいサスティーンとバイブレーションをもたらします。Roasted Mapleならではの澄み切った透明感有るサウンドをご堪能頂けます。
ネックシェイプはModernでは定評のあるElliptical（非対称）のシェイプ、Modern Elliptical .780-.830を採用。グリップ感もよく正に自然にフレージングが湧き出てくるネックシェイプです。フレットにはJumbo Stainless Steelをセレクトし、絶妙のレスポンスとクリアーなタッチを堪能出来ます。
また、FBラディアスは16Rのスーパーフラットな仕様です。Suhrギターではローポジションからハイポジションに行くにつれてフラットに変化していくコンパウンド・ラディアスがスタンダードなオーダースペックとなりますが、この全面16RはAndyからの希望で製作されたとの事。抜群のプレイアビリティーがネックセクションでも存分にご堪能頂けます。

エレクトロニクスセクションには、アンディのシグネイチャー・Woodshed Classic T ピックアップと、SSCII システムを備えています。

SSCII は Suhr のノイズキャンセリング（サイレントシングルコイル）システムです。 SSCII はギターのボディ内部に設置され、伝統的なシングルコイルピックアップと共に動作します。60Hz のハムノイズを低減し、トーンに影響を与えず電池交換の必要もなく、シンプルにノイズのみを低減します。

世界が注目するハイレベル技巧派ギタリスト、Andy Woodの要望を随所に組み込んだ至高のシグネイチャーモデル。
ヘッドバックに施されたAndyのレーザー・イングレイブド・サインはその全てを語ってくれているかのようですね。
気になる方はぜひご検討ください。

SN.71563
Weight≒3.35kg