今回はキックパッドの一つ、Roland KT-10をレビューいたします!
通常はキックパッドと別途でペダルが必要ですが、こちらはそれらが一体となったコンパクトな仕様です。
※なお、この本体だけでは音は出せないため、音源を鳴らす為には別途音源モジュールに繋ぐ必要があります。
踏み心地はペダルらしいしっかり踏み込み感が得られつつも、生音自体は小さく、静粛性に優れています!
筆者も自宅で使用しておりますが、体感でだいぶ静かに感じます!
構造的にはリバースアクション。そしてダイレクト・ドライブの一種ですが、軽すぎず加速感はほぼ無いので、普段のペダルでチェーンドライブをお使いの方も違和感なくお使いいただけますよ✨
通常のペダルとは違って、スプリングテンションやビーター角度は調整不可となっております。
「それじゃ踏み心地が調整できないのでは…?」ご安心ください。ビーター部分に金色のウェイトが仕込まれており、それをはめる位置と数で、ある程度踏み心地を調整することができます!着脱は六角レンチでカンタンです。
試しに全部ウェイトを外してみました。なんだか弾丸の薬きょうみたいですね👀笑
全部外した状態の踏み心地は、めちゃ軽い!速い!という感じでした。
これはこれでお好みの方がいるフィーリングだと思います♪
個人的には、[デフォルトの先端寄りに2つ] か、[先端側に1つだけ] がバランスよくやりやすかったです!
ボディがコンパクトなのでドラムセットにも組み込みやすく、持ち運びも比較的しやすいです。
メインペダルの横においてデジタルな音色のキックを出す時に踏み分けたり、ハイハットペダルの横においてクラーベのサウンドを出したり。はたまたメインのバスドラムとして使ってみたり、、
プレーのアイデアが広がるアイテムです✨
自分も今度アコースティックライブでカホンと合わせてKT-10を使ってみたら面白いかも…とか考えています。
カホンのベース音を出してもいいし、小口径バスドラム音など全然違う音にしても面白いですね。
静かで踏み心地も自然、使い方も簡単!KT-10、大変オススメです!
なお、アコースティックドラムで導入をお考えの際は、コンパクトな音源モジュール「ROLAND TM-2」がイチオシです!
リンクに掲載しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください♪