【Pioneer DJ XDJ-XZ】
Pioneer DJの一体型プレーヤーシリーズの中でも1番「現場の機材」に近いのがこのXDJ-XZです。
パッと見はCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2のワンセットに見えますよね。
実際、ミキサー部分のレイアウトはほぼ同じですし、JOGホイールに至ってはCDJと同じパーツを使用しています。BEAT FXの仕様もほぼ同じ。
つまり見た目だけでなく操作感も最上位機種とほぼ同等なんですが、金額は上記フルセットのおよそ3分の1です。安い……。
いや金額だけ見ると別に安くはないんですが、製品仕様に対してこの金額は本当に安い。お買い得です。
価格を抑えつつも自宅の練習環境を一気に現場レベルに引き上げるにはもってこいの機材なんですね。
現場でDJをすることが増えてきて、自宅機材をコントローラーからアップグレードしたくなってきた。そんな方には1つの選択肢として強くオススメしたい機材です。
そんなXDJ-XZですが、自宅だけでなく、お店の設備として導入するにもオススメの機材なんです。
メインはUSBメモリを使ったDJで使うとして、余っている3、4チャンネルにはターンテーブルを繋いでも良いし、CDJを追加して4チャンネル対応のシステムを構築することも可能。
LINK要のソケットが用意されているので、PRO DJ LINK対応のCDJならLANケーブルを使ってより使いやすいシステムにアップグレードも可能。
PCDJソフトもrekordbox、Searto DJ Proの2種に対応。
もちろん現場の機材に操作感が近いので、DJ目線でも扱いやすく、置いてあるとホッとする機材です。
お店に置くにも色々都合がいいように作られているんですね。
欠点を挙げるとしたらPCとの接続ポートが1台分しかないことがネックですが、これも工夫でどうにかなるレベル。あとはサイズですかね……。
お店にDJ機材を置きたいけれど、何を置けばいいのかわからない!DJ機材の知識がない!という場合、このXDJ-XZが1番無難で堅実な選択肢になります!
ぜひご検討くださいね!