プレミアムベース小村です。

さて、今日はサドウスキーです。
長年に渡ってワーキングプレイヤーから愛される当ブランド。
NYCに工房を構えるブランドということで、やはりそういった層のプレイヤーに合わせた楽器作りが、色んな人にハマってるんでしょうね。
(そんな話をバンドメンバーであり僕のギターの師匠とも話してました。)
そういった理念は、本国NYCモデルはもちろん、以前の日本製メトロラインやTYO、現行のドイツ製モデルやMetro Expressにもしっかりと息づいている印象です。

そんなサドウスキー。やはり70'sスタイルのイメージが強いかとは思いますが…
もちろん60'sスタイルもラインナップ。こちらも多くのファンを抱えています。

60'sスタイルということで、ボディはアルダーのディンキーシェイプ。
こちらはドイツ製メトロということで、例に漏れずチェンバーボディです。
そして指板はローズウッド系統の材として使用されることが多いモラードを使用。
…別名の方が浸透してるかな?この材、パーフェローとも呼ばれます。
目詰まりの良く硬質な材で、ローズウッドには無い木地自体の艶感が特徴です。

アルダーボディ特有の中音域のデカい山は確かにあるんですけど、それと共にサドウスキーのクリアさもちゃんとあるんですよね。
指板材や電装系が由来する所もあるんでしょうけど「ブランドの音」っていう印象も確かにある…。

ちなみに個人的なオススメですが、この仕様は基本パッシブで使ってもらって、アクティブはブースト無し=バッファー代わりみたいな感じで捉えてもらうと良さげ。
弦も出荷時のステンレスはもちろん良いとして…是非、ニッケルを張ってみて下さい。
(黒パケか青パケは弾き心地的な意味でお好みで。ウチは今黒パケ切れてますが…。)
60'sらしさとクリアさを両立するならコレがハマると思います。

当店でも久々入荷なのでじっくり触ってみましたが、耳馴染みあるスタイルとはまた違った魅力を感じますね。
こういう王道ベース、僕は今持ってないんですが、このキャラだったら意外と好きなジャンルにもフィットしそうです。

ちなみにこの色のアルダー仕様…結構レアっぽいです。
洗練された感じと上品さが両立してて良いですよね(笑)
アッシュ仕様をお持ちの方にも是非触ってみて欲しい1本です。

OTHER REVIEWSこのスタッフの他のレビュー

  1. 小村 拓摩のレビュー画像
    小村 拓摩

    小村 拓摩

    プレミアムベース大阪

  2. 小村 拓摩のレビュー画像
    小村 拓摩

    小村 拓摩

    プレミアムベース大阪

  3. 小村 拓摩のレビュー画像
    小村 拓摩

    小村 拓摩

    プレミアムベース大阪

  4. 小村 拓摩のレビュー画像
    小村 拓摩

    小村 拓摩

    プレミアムベース大阪

  5. 小村 拓摩のレビュー画像
    小村 拓摩

    小村 拓摩

    プレミアムベース大阪