プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー
プレミアムベース小村です。

さて、相当に話題を集めたこのモデルをじっくりと。
老舗コンポーネントブランド、シェクターが手掛けるベースです。
国内外、多ジャンルのビッグネームが愛用する当ブランド。
特に僕の世代では…ドロップCでヘルレイザーを使っている人達が本当に多かったですね。

そんな当ブランド、多彩なラインナップも特徴となっています。
ここ日本では、完全日本製のフラッグシップにあたる「Schecter Japan Line」、前述のヘルレイザーを擁する世界的な主力「Diamond Series」、コンポーネントブランドの真髄が垣間見えるスポット生産モデル、およびアーティストモデルのコストパフォーマンス機が展開される「Progause」、そしてシェクターブランドをより多くのプレイヤーが楽しめる「Japan Original Line」が展開されています。

今回届いたのは「Japan Original Line」シリーズのベース。
これ、凄いですよね…まさかのJBシェイプ基調のヘッドレスベースです。
見慣れた形が大胆な変貌を遂げていますが、そこはシェクター。
随所にコンポーネントブランドとしてのこだわりが散りばめられた1本に仕上がっています。

まずはボディですが…材はポプラを使用しています。
癖のない音響特性が"ヘッドレスらしさ"に結びつく印象ですね。
そして…ちょっとボディも小振りにデザインされています。
JBタイプ、という所を軸にしつつもそしてヘッドレスらしい軽快さも両立…凄い事ですよね。

そしてネックはメイプルネック/ローズ指板というお馴染みの組み合わせ。
スケールは34インチ、フレット数は22フレットとなっています。
トラスロッド調整はホイールナット採用、ハイポジションは斜めにカットされていてプレイアビリティも良好。
エンドピンも2個ついています。
こういうところはシェクターだな~って思えるポイントかと思います。

そしてヘッドレスユニットは専用弦を必要としないタイプを採用。
こういう仕様だと本当に面倒も見やすそうです。
また、ヘッド側で弦の切りっぱなし部分が飛び出さないようになっているのも良いですね。

こういう佇まいですが、実際に音を鳴らすと本当に素直。
慣れ親しんだフィーリングと、ヘッドレスベースの特徴を上手く両立させた、良いモデルに仕上がっているように感じますね。
このところ、ギター/ベース共に色んなメーカーがヘッドレススタイルを展開していますが…
ベースだとこういうトラッド路線のヘッドレスって意外に無いんで新鮮味もありますし「興味はあるけどな~…」と足踏みしていた方にも手に取って貰いやすいかな~と思います。

スポット生産モデルにつき、数も限られています。(各色25本。計50本と伺ってます。)
是非、触ってみて欲しい1本です。
東京にもありますので是非~。
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小村 拓摩

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プレミアムベース小村です。

さて、相当に話題を集めたこのモデルをじっくりと。
老舗コンポーネントブランド、シェクターが手掛けるベースです。
国内外、多ジャンルのビッグネームが愛用する当ブランド。
特に僕の世代では…ドロップCでヘルレイザーを使っている人達が本当に多かったですね。

そんな当ブランド、多彩なラインナップも特徴となっています。
ここ日本では、完全日本製のフラッグシップにあたる「Schecter Japan Line」、前述のヘルレイザーを擁する世界的な主力「Diamond Series」、コンポーネントブランドの真髄が垣間見えるスポット生産モデル、およびアーティストモデルのコストパフォーマンス機が展開される「Progause」、そしてシェクターブランドをより多くのプレイヤーが楽しめる「Japan Original Line」が展開されています。

今回届いたのは「Japan Original Line」シリーズのベース。
これ、凄いですよね…まさかのJBシェイプ基調のヘッドレスベースです。
見慣れた形が大胆な変貌を遂げていますが、そこはシェクター。
随所にコンポーネントブランドとしてのこだわりが散りばめられた1本に仕上がっています。

まずはボディですが…材はポプラを使用しています。
癖のない音響特性が"ヘッドレスらしさ"に結びつく印象ですね。
そして…ちょっとボディも小振りにデザインされています。
JBタイプ、という所を軸にしつつもそしてヘッドレスらしい軽快さも両立…凄い事ですよね。

そしてネックはメイプルネック/ローズ指板というお馴染みの組み合わせ。
スケールは34インチ、フレット数は22フレットとなっています。
トラスロッド調整はホイールナット採用、ハイポジションは斜めにカットされていてプレイアビリティも良好。
エンドピンも2個ついています。
こういうところはシェクターだな~って思えるポイントかと思います。

そしてヘッドレスユニットは専用弦を必要としないタイプを採用。
こういう仕様だと本当に面倒も見やすそうです。
また、ヘッド側で弦の切りっぱなし部分が飛び出さないようになっているのも良いですね。

こういう佇まいですが、実際に音を鳴らすと本当に素直。
慣れ親しんだフィーリングと、ヘッドレスベースの特徴を上手く両立させた、良いモデルに仕上がっているように感じますね。
このところ、ギター/ベース共に色んなメーカーがヘッドレススタイルを展開していますが…
ベースだとこういうトラッド路線のヘッドレスって意外に無いんで新鮮味もありますし「興味はあるけどな~…」と足踏みしていた方にも手に取って貰いやすいかな~と思います。

スポット生産モデルにつき、数も限られています。(各色25本。計50本と伺ってます。)
是非、触ってみて欲しい1本です。
東京にもありますので是非~。

プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー 2024/04/02

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