■J. Rockett Audio Designs
AIRCHILD Six Sixty Compressor
非常にユニークなコンプですね、このタイプは初めてです。
前提として本機をオンで通った信号には「TONE」と「OUTPUT」が必ず作用します。
その信号を本機での扱いとしては「ドライシグナル」と定義します。(←考え方を丸く柔らかくしましょう)
「BLEND」はその右の「THRESHOLD」によるコンプレッションの増減を上記の「ドライシグナル」にブレンドします。
その為、まずは「BLEND」を最左の0にしてから「TONE」と「OUTPUT」でギターとの耳心地を整えてから「THRESHOLD」をいい塩梅にブレンドすると理解し易いでしょう。
コンプレッサー、それは一種のノイズ発生マシン。そんなノイズレベルをMXR dynacompと比べてみると、このAIRCHILD Six Sixty Compressorは非常に静か。ノイズが出ないとは言いません。が、dynacompが可哀そうな程に低ノイズ。
ノイズが音に纏わりついて来ないので、音のディティールがとても綺麗。
dynacompほど極端に狭まってパッツンパッツンとは来ないですが、広い帯域で上から下までエレガントに掛かります。
こんな感じで、たまにはちゃんと説明してみました。ご興味湧いた方は是非。