今回はIbanezの革新的なヘッドレスギターの限定モデル "Q52PE" と7弦仕様の "QX527PE" のご紹介です。
こちらはボディトップにペールムーンエボニー、指板には通常のエボニーを採用しています。
まずは…なによりルックスがピカイチ!!✨
ヘッドレスでこのボディトップチョイスはズルい…そこにいるだけで圧倒的な存在感があります。
もうシンプルにカッコいいです。語彙力がなくなります🤦♂️
PUは Questシリーズ のために開発されたオリジナルのハムバッカー "Q58" を採用。
弾いてみた感じ、クリーンと歪みどちらもいける有能なPUです!エフェクターのノリもよくサウンドメイクしやすい印象です。
さらにミニスイッチを搭載し、通常のコイルタップにパワータップ(片方のコイルをタップさせ、もう片方のコイルの低音域を生かす特殊配線)が備わっています。
この配線のおかげで10種類のサウンドバリエーションでより一層サウンドメイクの幅が広がり、スイッチの配線をみてもわかるのですがなかなか面白いサウンドも出せます。
この小さいボディにかなりの機構がつまっていますね…👀
また個人的には、ブリッジのチューニングのしやすさも気に入っています。
ヘッドレスギターというとチューニングが難点なことが多いのですが…さすがはアイバニーズ!オリジナルデザインでつまみも回しやすいので、かなりチューニングしやすいです。
サドルの部品数も少ないので、音色もナチュラルでスッキリした印象に仕上がっています。
そして両モデルとも基本的な構造は一緒ですが、7弦モデルはフレットの仕様とネックの厚みが異なります。
まずはスラントフレット。
斜めに打たれたフレットは、7弦くらいネックの幅が広いととても押さえやすくなります!本当にタッピングやスラップなどの色んな奏法にうってつけですね…
そしてネックの厚み。こちらはネック全ての厚さを19mmで統一しています。
これは弾いてみてけっこう意外でした…!全部が同じ厚さって握るとどうなの?と思いましたが、いやー弾きやすい!!
10年以上前に別メーカーの7弦ギターを所持していたのですが、どうしてもネックの厚みやフレットの押さえにくさが気になって手放したことがあり…
このモデルだとその違和感がないのでかなり強いですね。これはもっと早く出会いたかった。。
(ちなみにスポットモデルのポプラバールトップも同じネック仕様です)
取りまわしとプレイアビリティに特化したヘッドレスギター。
ヘッドレスが苦手なかたや弾かず嫌いしてるかたにも、ぜひ弾いてもらいたいモデルです!