ギブソンのアンプってイメージありますか?
実は同業のフェンダー同様、ギターも作れば、鳴らすアンプも作っていたのです。まあレスポールと初めとしたギターで巨大なレジェンドを作り過ぎたのか、今は正直に言ってしまえばほとんどのプレイヤーが「ギブソン?アンプ?作ってないでしょ?」という印象であろうかと思います。
そして今年、50~60年代の「ギブソンアンプ」のレジェンドが復活しました。
風貌はヴィンテージテイストあふれるものですが、サウンドはヴィンテージを踏襲しながらもMESA/BOOGIEのファウンダー・ランドール=スミスと彼のチームが新たな回路をプロデュース。
「フェンダーでもない」「マーシャルでもない」「VOXでもない」ヴィンテージサウンド。
弾けば納得の、どれとも違う、でもちゃんとヴィンテージ期のエレキギターサウンドです。
アメリカンなテイストが感じられるという意味ではフェンダーとも共通する部分は大きいですが、「コリン」とした気品ある高域と、独特のキャビネット形状から現れる適度な暴れ具合、これじゃないと演奏出来ないクラシックロックが確実にある、と思わせる出来となっています。
もちろんレスポール等のハムバッカーギターとのマリアージュが最高ですが、ストラト等のシングルコイルとの組み合わせでも、フェンダーアンプとは一味違ったイナタさを味わう事ができます。