ロックハウスイケベ池袋ギター担当/江原（えはら）です。
今回紹介するのは「Big Bends Nut Sauce Bench-Luber」です。
ギタリストなら多くの人が悩んだことがある「チューニングの安定性」
それをサクッと解決してくれるであろうとても便利なお助けアイテムです。
チョーキングやアーミング等の音程を変化させる奏法を行った場合ナットの滑りが十分でなく、ナット上の支点となっていた位置が変わってしまう事によって開放弦のチューニングがズレてしまいます。
「Nut Sauce」はその名の通り、ナットに少量塗布することによって十分な潤滑性を持たせるアイテムです。
滑りを良くすることによってチョーキング・アーミングでナットの支点の位置が変化しても元の位置に戻る事でチューニングの安定性を生み出します。
ビグスビー使っている人はブリッジコマにも少量塗布するとさらにズレが少なくなると思います。
ギターを弾いていればナットは絶えず摩耗をしていきますが、摩擦を低減してくれるので少しばかりはナットの寿命が伸びるだろうか・・・
ナットの潤滑材系の商品は各社様から結構出ていますが個人的には一番扱いやすく、長く潤滑してくれる気がしています。
粘度が絶妙で、サラサラしすぎていないのでナットにいつきやすく、かといってベトベトという程でも無いので塗布しすぎた場合の拭き取りも楽ちんです👍️
「チューニングが安定しないからナット交換しようか・・・」
といっても工賃も納期もそれなりに掛かる場合が多いのでとりあえず試してみるのも一つの手段ですね。
もちろん、明らかにナット低くなってしまっている、ナットソース使ってみたけど十分な効果を感じられないといった場合はナットの交換や、それ以外の原因を探す事をオススメします。
昨今はブリッジも、ペグも進化しておりチューニングの狂いは少なくなっていますが、ナット材はそんなに目まぐるしい進化をしていない気がする（しナットを作る人の技術次第な部分も多い）ので気になる方はお試し下さい。