8弦ギターなら「Regius」!!
今回ご紹介は高い完成度を誇る、Mayonesのフラッグシップモデル「Regius」の8弦モデルとなります。
堅実な作りと正確なピッチは8弦においても群を抜く仕上がりを見せておりますので、8弦ギターをお探しの方には是非ともお薦めしたいモデルとなります。
8弦ギターは構造上の特性でボディやネックが大きい上に、弦も太く、低音が出やすい構造となります。
さらに、近年ではチューニングをダウンさせたりドロップさせたり使用するケースも多いので、楽器によりましては低音が回り過ぎて輪郭を失ってしまうサウンドに陥り易かったりします。
振幅の大きいロー弦の振動などを跳ね返せるだけのネックの剛性がない楽器は、ピッキングの振動を跳ね返せずにネックが振動を吸収してしまって音が広がってしまい、音の芯のない輪郭が埋もれがちなサウンドとなってしまう場合が多いように見受けられます。
Regius 8ではメイプル材を中心とした硬質な材で纏めた11プライの多重ラミネートのスルーネック構造という非常に剛性の高いネックを持ちます。
前途のようにネックが振動に負けることなく音色としてしっかり振動を跳ね返しますので、非常にクリアでレスポンスに優れたサウンドを生み出します。6弦のレギュラーチューニングでは少しタイト過ぎると感じるこのRegiusのネックが生み出すサウンドは、8弦や7弦、ダウン、ドロップのチューニングなど、低音のエッジをしっかりアウトプットしなければならないセッティングとの相性が非常に良く、アンプやエフェクターなどのセッティングで無理矢理作った抜けではなく、木材のトーンが持つパッシブ的な自然の抜けの良さが際立ちます。
その他にもスワンプアッシュのボディウィング、バリトン・スケールとなる27インチスケールに裏通しタイプのブリッジ、アタックレスポンスとダイナミクスに優れたBare Knuckle製MayonesオリジナルのTKOピックアップやステンレスフレット、またオーダー時に指板のセンターポジション追加など、8弦ギターならこういう仕様が良さそうだな、、、という模範解答的な仕様が詰まった隙の無い仕様になっております。
近年では多種多様な音楽性の広がりから、7弦ギターの流通もひと昔と比べると大分多くなってきました印象ですが、8弦ギターとなると、、、、。
途端に商品が無く選択肢が無くなるという印象です。
8弦ギターは市場の出回りも少なく選択肢が限られてしまい、なかなか良質なものに出会える機会も少ないと思いますが、こちらのモデルは8弦として非常に優れた仕上がりとなっておりますので、8弦ギターをお探しの方には一押しのお薦め商品となります。
Mayones自体の国内流通が減っておりますので「Regius」モデル自体が稀少となります。
その中でさらに8弦モデルとなると新品、中古問わずに出会える機会は本当に少なく、当店でもこの記事を作成している(2024.7月)現在でも次回の入荷は全くの未定です。
是非、お見逃しなく!!