今回はプロの支持も多い "James Tyler Japan" より、当店オーダー品『Tylerbastar HD Rear Route HSH』のご紹介です。
いやぁ見た目が美しい…思わずため息が出ます…🤦♂️✨
ボディにはタイラーの代表的カラーである "Jimburst" を採用し、トップのフレイムメイプルはもちろんバック材のホンジュラス・マホガニーまで非常に色鮮やかにカラーリングされています。
マホガニーにここまでしっかりシースルーカラーが乗っているのは初めて見ました…トップ材と比べても色味のギャップが少なくて自然な仕上がりです👀
パーツカラーもクロームではなくブラックを採用し、細かな部分でルックスを全体的に引き締めています…!
※余談ですが、実は "ジェームス・タイラー" 本人は大学時代に、建築学、写真、神学などと様々な分野を学んでいました。特に建築学はファッションでも密接な関係にあるので、あの独特なヘッドストックデザインやカラーリングなど、30年以上経った今でも不変的な魅力があるのは、この部分を反映させているところが大きいかもしれません。タイラーギターはジムの哲学を忠実に表してるなぁ…と個人的に感じます。
話を戻して…ネックには "クウォーターソン(柾目)・メイプル" を採用し、柾目特有の密度が高い 晩材(シマシマの細くて濃色の部分) が多く使用されているので、しっかり剛性があってサウンドの立ち上がりもタイトで早く、タイラーのようなモダンなサウンドが特徴のギターにはもってこいです💪
ネックシェイプは極細の "Extra Thin 59" にナット幅も約41.3ミリと、どのポジションでも握りこみ&ソロプレイのアビリティが抜群です。ホントにすっぽり握りやすい。
また指板サイドの "スキャロップド・エッジ処理" は一般的なエッジ処理よりも深く削りこんでいるので、握り込みのプレイもしやすくなっています。まるで長年弾きこんでエッジが削れたような感覚で、この自然な感触はヤミツキになります…
肝心のPUは、タイラーオリジナルPUをフロントから Retro、JTS5500、Secret で搭載。
フロントPUは豊かな中域でツヤがあり、センターPUはハムバッカー用に調整された全体的にバランスのいい音色で、リアPUはミドルパワーでクリアかつ立体感のあるサウンドなので、すべてのポジションでクリーンからハイゲインサウンドまで幅広く対応できる印象です。
さらにPUセレクターのセンターはフロントとリアのミックスになり、フロントの深みがありつつリアのシャキッとした音色をあわせ持ったポテンシャルの高いサウンドを奏でます!
空間系エフェクターとの組み合わせでもかなり化けるので、実はプロの方でもけっこう多く採用されている仕様です。
そしてユーザーからの支持も多い "ミッドブースト" を搭載しています。
メモリをゼロでもスイッチオンにすれば自然な音の太さをかけられるので、タイラーPUのポテンシャルと合わせると音作りの幅がより広くなっています。常時使用して音の太さを上げても、手元のブーストスイッチとして使用するのもアリです🙆♂️
国産でコストを抑えながらも、多くのプロミュージシャンにも支持されている "James Tyler Japan" 。
唯一無二のルックスに幅広いポテンシャルを備えた、まさしくプロスペックの一本です!