プレミアムベース大阪、小村です。

週末はお休みを頂いてまして、岡山に帰ってました。
といっても…シンプルな帰省ではなく、今回はバンドの遠征。
若かりし頃にさんざん遊びに行ったライブハウスに、時を経て演者で出る。加えて、活動の中で繋がった"仲間"が全国から集まる…本当に良い1日でしたし、大好きな故郷で大好きな事が出来て、胸が熱くなるものがありました。
"こういう形"でも、絶対またあそこに帰ろう…改めて誓います。

さて、そんなアツい気持ちをこちらでもアウトプット。
引き続き(勝手に)夏のカスタムショップ強化期間!
流石にいい加減プレべやりますよ。ただね…ちょっとだけ捻くれさせて(笑)
ほい、OPB!

今でこそPBというと…スプリットコイルでストラト的ルックスがお馴染みですが、最初期はテレキャスっぽい佇まいでした。
そういう経緯もあって、特にギタリストの方がベースをお探しだと「プレべはテレキャスだと思ってください。」ってよくお話します。
まぁ元々の姿もそうですし、なんというか「弾き方やピッキングポイントでニュアンスを変える」っていう所は共通してると思うんですよね。
(ジャズべは…ルーツで言うと違うのですが「ストラトだと思ってください。」ってお話してます。「複数のPUを駆使して」っていう所は似てますよね。)

1951年~1957年初頭まで生産されていたOPB。
その姿もそうですが、純粋なシングルコイルを1つだけマウントしている点や質量豊富なノーコンターアッシュボディ、1ピースメイプルネックがもたらすサウンドは多くのアーティストからも支持されました。
こちらも初期も初期の年代をモチーフにした1本ということで、アッシュボディでノーコンター、ネックも1ピースです。
ちなみにOPB…年代ごとに細かく仕様が違うんです。
この子に関しては、オクターブビスにバネが通されたスチール製サドルとなっています。
1弦側のサムレストは無塗装のメイプルです。
ちなみに…この年代はまだラウンドワウンド弦も開発されていなかったので、出荷時からフラットワウンド弦です。
徹底っぷりハンパねぇなって。

そして色…ピンクペイズリーのレリック仕上げです。
ピンッと来たあなたは正解です。ペイズリーは1967年~1969年に展開されていた仕様なのでOPBでは存在しない色。
いわば…フェンダーの渾身の遊び心です!(テレキャスターベースじゃなくてOPBですからね!)

今も…スティングの愛機として皆さんの目に触れる機会が多いかと思います。
とにかくシンプルというか、無駄が無いというか…現在のプレべとは違う野太さ、無骨さは今聞いても魅力的ですね。

時代は変われど色褪せない…その最たるものがOPBだろうな~と、弾きながら思う小村でした。
OPBはそんなに無いでしょ~って思ったけど…ウチに53があるのと、都内に54がありますね。
色はさておき、それぞれ細かくスペックも変わるので、そこにも着目してOPBを楽しんで頂けたらと。

2024/08/05 プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー

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