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小村 拓摩
プレミアムベース大阪
プレミアムベース大阪、小村です。お盆休み突入。おでかけの方も多い事でしょう。(今日は行きの電車もパンパンでした。新大阪までの人が多そう。)連日のレビュー通り、HOTなモノはいっぱいありますので、是非見に来てください!さて、引き続き(勝手に)夏のカスタムショップ強化期間!OPB、そして60'sと来たら…これっすよね、50's「PB」。(順番がめちゃくちゃですね、スイマセン…。)こちらはちょうど色んな仕様の過渡期にあたる、58年式をモチーフにしています。PBがこうなった経緯については…63PBの時に記した通り。OPBのボディエッジ&コンター実装後に行われたマイナーチェンジで誕生したのがこの仕様です。根強いファンも多いこの仕様ですが…自分でも書いてて気づきました。実は生産期間って結構短いんですよね。今まで気にしてもなかったですが…2年弱なんかぁ~。この頃は大幅リニューアルというセンセーショナルな出来事もありましたが、ちょうどアノダイズドピックガードが採用されていたタイミング。金色が映える姿も人気を集めているポイントですね。そして前述の通り、58年式は57年直後、かつ60年代スペックに向かっていく過渡期ということもあって、細かなスペックの違いも注目ポイント。まずはネックですが、この頃はいわゆる「ソフトV」と呼ばれる頂点がやや尖ったグリップシェイプを採用。ネック自体も厚みがあって、とにかく音の骨が太いのが特徴です。ちなみにこの翌年にはグリップ厚も薄くなっていきます。そしてメイプル1Pc.ネックが徐々に"ローズ指板/メイプルネック"に切り替わっていくと。そして、肝心要のスプリットコイルPUにも特徴が。この頃搭載されていたものは、3弦のポールピースだけが飛び出たものとなっています。スタッガードポールポースと呼ばれるヤツですね。何故こうしていたのかというと…当時は「弦」もまだまだ発展途上。特定の弦のみ出力が弱ってしまうのを回避するための工夫だったそうです。これも58年までの仕様で、その翌年からポールピース高は全て揃う形になります。どういう経緯でフラットポールピースになったのかは…またじっくり調べてみます。そしてこの年代、黒やサンバーストもお馴染みですが、このデザートサンドも人気カラー。焼けた白やホワイトブロンドとも違う柔らかい色が何とも言えぬ渋さを実現しています。ハイソカーみたいな気品もありますし、貫禄のレリック仕上げもハマってます。音も言わずもがな。ハリがあって肉厚な音は50's後半のお手本のようなサウンドです。こういう「塊ドカーン!」っていう質感は、60'sとはまた違う魅力だと改めて感じますね。(本当はアメ車に例えたいところですが…この佇まいと音は"シーマ"とか"アリスト"だな。)では、東京ラインナップに注目。グランディベースTOKYOには同じ仕様で色違いが居ますね。…やっぱサンバーストもカッコええな(笑)一方、ベースコレクションには当機の翌年にあたる59PBが。こっちはローズ指板なので、そこで比べてみるのも良いでしょうね。あぁそうだ、59PBというと…ウチにおもろいのが居てます。コレは以前にレビューしたのでよかったら見てみて下さい。王道かこっちか、どっちも良い所があるんで本当に悩ましいです…。ちなみに今なら大阪/都内共にその比較も出来ちゃうので、この機会に試してみるのもいいかと思います。良いプレべ…持ってみたいですよね~。じっくり探す…そんな"旅"もプレべの楽しい所ちゃうかな~。
Fender Custom Shop
2024 Custom Collection Time Machine Series 1958 Precision Bass Relic (Desert Sand)
販売価格 ¥792,000 (税込)
2024 Custom Collection Time Machine Series 1958 Precision Bass Journeyman Relic (Super Faded Aged Chocolate 3-Color Sunburst)
Limited Edition 1959 Precision Bass (Natural Blonde / Journeyman Relic)
販売価格 ¥723,800 (税込)
Limited Edition 1959 Precision Bass Special Relic (Chocolate 3-color Sunburst)
販売価格 ¥964,700 (税込)
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