■E.W.S. LA Chorus
ARIONコーラス「SCH-1」の後継機種SCH-Zをモディファイをしていた事が発端のコーラスペダル。
チープでいて派手。ヴァイブの様な水流感もありながら、他社のどれとも一線を画す独特なコーラス。
SCH-1の回路に対して忠実に攻めていて、ドライ音にトーンが作用する独特の回路を表に出したレイアウト。
これがこのペダルの他には出せないサウンドの肝かなと感じます。
ドライトーンを左に振り切ると、コーラス自体のウェットは派手なまま、柔らかなドライが混ざる事で質感の上質なコーラスが得られます。
逆に時計回りに振り切るとコーラス成分ではないエフェクティブなトップエンドが加わり、ゴージャスとチープの紙一重なコーラスが得られます。
ここは好みで調整してください。
コーラスに作用するツマミを全て左に振り切ってドライトーンのみにすると、名付けて「フィクスド・コーラス」的な浮遊感のある独特なトーンが得られます。これも面白いですね。何のエフェクターが掛かっているか全くわからないサウンドです。
コーラスにも色々な派閥がありますが、この「アリオン系」もジャンルの1つ。
是非お試しください。